
私はカーネクストで廃車経験があります。
また、廃車にまつわるものにこのサイトの分量だけの調査や取材を重ねてきました。
そんな観点から、今回の新型コロナウイルス(新型肺炎)流行が「今、廃車をしよう」と言う方にどういう影響があるのか、まとめます。
新型コロナウイルスが流行っている“今”の廃車について

「せっかく時間ができたし、廃車しようかな」
と言う人は今少なくないのかもしれません。
ただ気になるのは
「感染リスクは?」
この程度はその人の状況に大いに拠るところがあります。
中古車で売るなら

そもそもいかに緊急事態の“今”であっても、当然あなたのお車をより高くお売りになりたいはずです。
ならば、ちょっと気を付けてほしいことがあります。
というのも、あなたが「廃車だ」と思っていても、案外中古車で高く売れる場合というのは少なくないのですね。
私はこれら2要件何れも満たさない場合、
「一度、中古車で買い手を探してみれば」
と推奨させていただいております。
①不動車
②整備業者などのプロが「廃車した方がいい」と言った場合
が、問題はここからです。
というのも、中古車市場に出すなら、相見積もり(複数の業者に見積もりを出してもらう)をしてもらわないと大変な損をする可能性が正直高いんです。
ということは・・
もうご存じの方はとくとご存じの通り、この中古車市場の相見積もりというのが大変でして、多くの業者さん、あるいは、持ち込み先の多くのスタッフさん、などと、直に接触しなければならない、と言うのが普通です。
なので、
その辺と周囲の状況をしっかり見極めて、判断をなさってくださいませ。
↓ちなみに、中古車買取に強いのはこれらの一括査定であることを紹介させていただきます。
カーセンサー(コスパではトップクラスの強さです。ただ“多くの業者さん”との接触の可能性は高いです)
ユーカーパック(こちらだと、接触リスクを幾分おさえられるかもしれません。というのも、こちらは多くの業者さんに実車見分してもらう必要がありません。「高値・安全のバランスが良い」と近年、人気急上昇です)
廃車するなら
では、中古車で売るのではなく、本当に廃車する場合ならどうでしょう。
この場合、基本的に
①カーディーラー下取り
②廃車買取業者
③解体業者
の3択であり、ほとんどの人は金額と手間の両面の効用から②を使っています。
もちろん、これは断っておきます。
①~③どれもスタッフとの接触は避けられません。

①については、喫緊で新車購入しなければならない場合、せっかくなので、「下取り額の交渉」もついでにやっておいて損はないでしょう。

さて、次に②です。
基本的に、①~③の中では「他者との接触リスクが一番低い」です。
と言いますのは、まず相見積もりが電話越し、メール越し、LINE越し、などで終わる場合が多いです。
おおよその人は、車の引き取り(もしくは持ち込み)の時に、ほんの数十分程度、その場に居合わすだけ。
不動車の私の時で30分ほどでした。
なお、いっしょにやった“(レッカーまでの深雪をのける)雪かき”“(レッカーに載せるまでの)車押し”が濃厚接触に当たるかもしれません。
また、私のは「家の車庫から出してもらった」という点も報告させていただきます。
もちろん、そのためにスタッフさんはそこにしばらくですが、滞留して作業していただかなければいけません。
ただ、不動車でなく、本当にただ「引き取ってもらうだけ」「持ち込むだけ」なら、接触は「簡単な懇談」「数分の実車査定」「簡素な事務手続き」のみで終わるでしょう(もちろん、その際、お互いの距離を詰めねばならない、ことは避けられません)。
そのあたり、「現実にどうなりそうなのか」はプロのコールセンターの方々や現場引き取りに来るスタッフさんとあらかじめよく相談してから決めるとよいでしょう。
なお、①と②なら、廃車にまつわる手続きのほとんどを代行してくれます。
もし、それらまで「ご自分でなさらないと」となりますと、陸運支局などに行かなければなりません。
↓一般的に強い、あるいは、評判の良い、廃車買取業者はこれらです(社会状況に合わせて本社の場所も留意なさるとよいかもしれません。連絡の取りやすさなどに影響します)。
カーネクスト(大阪)
廃車ドットコム(東京)
廃車本舗(京都)
事故車のタウ(さいたま)
↓こちらではほかの廃車買取業者も一括で紹介しております。
さて、最後に③です。
解体業者は廃車にまつわる手続きのすべて、あるいは大部分を代行してくれないところが多いです。
なので、利用されるなら、あなたの中でしっかり見定めてからにしましょう。