自動車の4月廃車は損?そして、注目の4月1日問題について

「自動車の廃車は年度末までに済まさないと損」

とよく言われます。

やはり4月廃車はよくないなのでしょうか。

また、4月廃車においてこちらもよく言われる税金還付の4月1日問題について。

4月廃車は損?

まず、自動車税を払っている場合と、軽自動車税を払っている場合で扱いが大きく変わってきます。

と言いいますのも、

自動車税は月割り還付がある

軽自動車税は月割り還付がない

だから、自動車税の場合、4月廃車をすると11か月分還付されます。

一方、軽自動車税の場合、4月廃車をすると還付金が丸々ありません。

1年分損をすることになってしまいます。

自動車税車の廃車はできればお早めに

なので、自動車税車なら「年度末である必然性」はその分薄らぎます。

年度末になるとあちらを見てもこちらを見ても

「廃車は年度末でないと損!」

「今しかない!」

みたいな宣伝文句が踊っておりますが、4月に入ったとたんに同じ業者らがこぞって

「11か月分還付金ありますよ!」

「やるなら今しかないっしょ!!」

と言い出す現金さを、私は「まあ、それだけ商売に一生懸命なんだな」と生暖かい目で見つめております。

ただ、自動車を実際に売るあなたが気を付けなければならないのは、月の日取りです。

やはり月末と言うのは業者への注文が増えがちです。

なので、あまり悠長なことをしていると還付自動車税の計算が5月になってしまいます。

業者に任せるのなら、日にちになるべくゆとりをもって依頼するようにしましょう。

軽自動車の4月廃車はやめといた方がいい?

年度末までに済ませられるのなら済ませておいた方が軽自動車税1年分得をします。

ただ、年度末に済ませられなかった場合、廃車を4月にやる意義と言うのはあるのでしょうか。

●不動車

●プロに「公道を走るのが危険」と言われている

●その車を使う予定がない

などの場合なら、その車を維持するだけで

◆駐車料金がかかる

◆場所を取る

◆精神負担になる

◆車の売却価格が落ちる

などのデメリットが募ってきますので

年度や月などに関係なくできるだけ早期に処分するのが一般的です。

4月軽自動車廃車のお得情報

4月軽自動車廃車をなさるなら知っておいてほしい情報があります。

ただいま、廃車買取のメジャー業者の一つカーネクストはこういうキャンペーンをおこなっております。

早得

契約日と引き取り日の間に長い日にちを空けると最大(56日以上)5,000円プレゼントされます。

本来、業者が「早めにクロージング」してしまうために作ったキャンペーンですが、4月の軽自動車なら軽自動車税還付の日取りを気にする必要はありません。

なら、“わざと”引き取り日までの日にちを空けてしまおう、というテクです。

廃車で5,000円は大きいです。

↓こちらにカーネクストのキャンペーン記事をまとめております。

カーネクスト使うなら知っておきたい!5大キャンペーンはとてもお得

↓また、コンバインやトラクターなど農機の4月廃車なら、こちらに記事をまとめております。今は一括査定など有力な新たな選択肢が増えております。

古い農機具をお得に処分する方法

自動車税・軽自動車税の4月1日問題

自動車税は4月1日から新年度計算です。

軽自動車税は4月2日から新年度計算です。

なので、廃車手続きを済ますなら

自動車税は3月31日までに

軽自動車税は4月1日までに

済ますようにしましょう。

とはいえ、これは陸運支局・軽自動車検査協会などへの公的申請における日にち。

つまり、業者に代行をお願いする場合はより早めの依頼が望まれます。

※年度末は廃車の注文が殺到します。なので期限にはかなり余裕をもっておこないましょう。

4月廃車はどの業者に任せるべき?

「4月廃車をどの業者に任せるべきか」

その選択肢はやはり多いです。

まず主なルーツとしてこの4通り。

①中古車買取業者

②カーディーラー下取り

③廃車買取業者

④解体業者

①中古車買取業者

実は、「これ廃車だろう」と思っていても案外「中古車で買い取ってくれた」という場合は結構あります。

中古車はやはり中古車買取業者が強いですので、そちらで売れると思いがけぬほどの“色”がつくことがあります。

◆不動車

◆整備業者などのプロが「廃車にした方がいい」と言っている

というぐらいでなければ、中古車買取に出し、それでだめな場合に廃車にしても、遅くはないのではないでしょうか。

↓なお、中古車買取ならわがサイトでは厳選してこれら2種の一括査定を推薦させていただいております。

カーセンサー(コスパ最優先)

ユーカーパック(安心・安全とコスパのバランスがよい)

②カーディーラー下取り

次に車の買い替え予定がおありなら、カーディーラー下取りが選択肢の中に入ってきます。

ただ、よく言われるようにこちらは安くなりやすいです。

なので、「叩き台」のひとつとして考えるぐらいならちょうどいいでしょう。

③廃車買取業者

廃車をするならもっとも一般的で、得をしやすい選択肢です。

彼らは廃車を買い取ることを専門としておりますので、「楽に廃車をしやすい」また「高く買い取ってくれやすい」

廃車なら特にこれら3つの手順が重要なのですが

①レッカー

②手続き代行

③還付金

大概の廃車買取業者はこれらを低リスクで請け負ってくれます。

ただ、廃車買取業者でも相見積もりをすると、より高く売れる確率はぐっと上がります。

↓特にメジャーな業者はこれら

カーネクスト

廃車ドットコム

廃車ひきとり110番

事故車のタウ

↓そのほか、気になる廃車買取業者はこちら

廃車買取各社紹介

④解体業者

廃車をするならやはり③が一般的です。

が、場合によってはこちら④解体業者がお得になる場合もあります。

最寄りでよいところがあるなら当たってみるのも悪くはないでしょう。

ただ解体業者で気を付けなければならないのは

◆レッカー

◆手続き代行

◆還付金

のあつかいです。

解体業者はこれらを「請け負ってくれない」「高額の負担を要求する」場合は少なくありません。

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