ここだけは気をつけよう。廃車買取サイトを見る時の嘘・誤りの見つけ方。

こういった「物販系のサイトには嘘が多い」とお困りではないでしょうか。

そもそもこういったサイト関連のみならず、「嘘」はビジネスについてまわりがち。

かつての商界には「証文払い」の習慣が根強く、その意味するところは「ついた嘘の罪業を払う」ことです。

私はこのサイトにおいて特に半年間集中的に廃車について研究することになりました。

確かに一般的に見ると“たかが半年”です。

しかし、よその廃車買取系の個人サイトを見てください。

個人なら集中的に記事を書いている期間が1・2か月というものがほとんどです。

こうなると、私のようなものでも

「これは事実とあからさまに違うだろ」

「これ、本当に顧客の利得を考えているのだろうか」

と感ぜずにおれないサイトをたくさん見かけます。

「これから車を売ってより得をしたい」というあなたがネットからコンパクトにいい情報を手に入れたいなら、そこは外せない要件だと思います。

そこを私なりにまとめてみました。

こちらです。

業者自営による廃車買取サイトの長所・短所

いや、やはり廃車買取業者さん自身が運営なされているサイトはかなり熟練のプロによるものだけあって、私ごときにはまったく至らぬさすがの専門性が網羅されております。

ただ、これは当たり前のことですが、こういったサイトは

◇他社のサービスの長所についてはほぼ触れられない

◇自社のサービスの短所はほぼスルー

となるのが普通です。

なので、個人によるサイトならば、こういった欠所をどれだけ埋め合わせるか、つまり、たくさんの車買取系サービスからどう選択利用していけばお客さんがより得をしやすくなるか、を考え、提供してこそ、となるわけです。

個人系廃車買取サイトを見る時、これだけは気を付けた方がいい点

カーディーラー・解体業者はまったくの埒外ではない

どこのサイトでもよく見かける文言

「カーディーラー・解体業者を頼るのは損をしやすいですよ」

まだこの点については、悪質さをさほど感じません。

なぜなら、実際にカーディーラー、解体業者は、車買取業者に比べ、サービス・買取価格でおおむね劣りがちだからです。

でも、ここを完全に外すのは得策ではありません

特にカーディーラーです。

ここは、他のサービスと違って、

顧客のめんどうさをがっつり省いてくれる

という一つの圧倒的利点を持っていることは疑いようがありません。

なので、「とにかく手間を減らしたい」という人には向いております。

また、時たまにですが、カーディーラーもほかのサービスよりコスパがいいこともあります

なので、次の車に買い替え予定なら、ついでに当たるだけ当たっておくと損はないでしょう

ただ、これだけは一応断っておきますが、世の中では「とりあえずカーディーラー」という志向がいまだに根強いです。

まあ、カーディーラーさんにとったらどう考えたってウハウハの商習慣ですよ。

なので、そのようにお考えの方なら、他の可能性にまずはアクセスをかけてみてほしいです。

「だってあそこは長年のひいきだし」

「ていうか、ほか当たるのめんどくさそうだもん」

気持ちはわかります。

が、その実際のあまりにもの“差異”に驚くかもしれません(ものによったら何十万円差がついてしまうのが本当によくあるんです)。

後、解体業者もめんどうでないなら当たってみてもいでしょう。

こちらは車買取やディーラーとは根の付け方が全然違うので、思わぬ額をつけてくれることもなくはないです。

ただ、解体業者は還付金返還やら手続き代行やらレッカーの無料手配などのオプションに弱い場合が多いので、「本当にトータルで得できているか」はきっちり抜け目なくチェックをしてください。

ちなみに、カーディーラーや解体業者を利用してもらっても、サイト運営者に一切のお金が入らないのが普通です。

↓ディーラーか、中古車買取業者か、廃車買取業者か、解体業者か、どこに出せばいいかわからない、ならこちらの記事をご参照ください。

廃車?解体業者?中古車買取?下取り?結局、どれが一番お得なの!

廃車買取業者を1社しか紹介していない

さっきのより悪質ランクが少しアップします。

まあ、

◇どうしても面倒な人

◇0円査定に限りなく近い人

は、確かによそに当たる意義は大幅に低まります。

が、基本はやっぱり複数社査定でしょう。

それで数千~数万変わることはよくあり、「下手すればさらに」もなくはありません。

また、廃車買取業者は中古車買取業者より相見積もりがうんと楽になりがちです。

なぜなら、仮査定(無料査定)の額が本査定額とあまり変わりません。

つまり、仮査定だけ、メールや電話だけで相場がほぼわかってしまう。

中古車買取業者の相見積もりみたいにたくさんの業者に“じかに車を見せる”必要性がかなり薄まるのです。

なので、きっちり得をしたいなら、3~4社程度の廃車買取業者の相見積もりはした方が後悔しないと思います。

そもそも廃車買取業界は今まさに群雄割拠。

“ここにたのんどきゃ間違いない”ところなんてありませんから。

ちなみに、サイトビジネスにおいて1つのサービスを集中的に営業すると、お客さんを迷わせない、という運営者側のメリットがあります。

下手にいろいろ選択肢を与えてしまうと、ほかのサイトに逃げられるリスクがどうしても膨れ上がります。

また、例のごとく廃車について長く勉強を続けている個人サイト運営者というのはほとんどいらっしませんので(そういうことをしていては利益を保つのが難しいでしょう)、そんな中からは「とりあえずここを紹介しとこう」という方は少くないかもしれません。

↓優等な廃車買取業者はこちら

廃車買取各社紹介

中古車買取業者を紹介しない

いちいち全部の記事にこれを紹介するのは面倒です。

しかも、本当に「そちらが入用でない」お客さんもたくさんいらっしゃいます。

なので、私は「ああ、この記事には(中古車買取系を)紹介する必要ないだろ」というところは勝手随意でやらせていただいているので悪しからず。

ただ、基本はやっぱり「廃車買取より中古車買取を先に当たってみるべき」です。

ほかの記事にもくどいぐらい書いてますが、よほどぼろぼろの車でない限り、そちらの方が高値が付きやすいです。

ダメ元も大いにありです。

ちなみに、中古車買取の一括査定って廃車買取よりアフィリ報酬が断然に低いのですね。

↓一括査定についてはこちら(とにかく価格重視ならカーセンサー、安全・安心とバランスよくならユーカーパックがよいでしょう。)

一括査定紹介

“とりあわせ”がかなりビミョー

もちろん何度も記すように、1社より複数に当たった方が得をしやすいです

が、「このとりあわせ、どうなの?」

たとえば、超大手の廃車買取1社と、中古車買取2社だけ載せている。

私はすこぶる物足りないと思うのですが。

廃車買取はせめて3社。

中古車買取も同等以上、あるいは“優良”と判断される一括査定だと思います。

ウィークポイントの提示が弱い気が……

これも私に至らぬ点は多々あると思います。

ぶっちゃけ、中小の業者になると口コミが乏しくて、ウィークポイントを拾い上げるのが大変なのですよ。

ただ、冒頭でも述べた通り、嘘をつかない人間はいませんし、まして、そんな業者は奇特です。

大概何か嘘をついていますし、そうでないなら、その分コスパ力やサービスコンテンツが弱かったりするものです。

で、研究する時間が長いと、やっぱりその分、そういった点を感づきやすくなってしまいます。

「おい、ちょっと待て。この業者、この大事な点について当たり前にスルーしてるぞ!」

「みんな、大丈夫っていうけど、私にはどこかもうちょっと不安点があるように感じられるんだけれど……」

手前味噌で恐縮ですが、うちのサイトではそういった点はこちらの理解の範囲内で極力素直に吐露しているつもりです。

廃車買取業者が1社がほか複数の廃車買取業者・中古車買取業者を数十万円単位で凌駕するのはかなり確率が低い

可能性が0ではないでしょう。

ただし、「ほかの廃車買取業者・中古車買取業者みんな0円~数万の査定だったのに、この廃車買取業者にたのんだら数十万円の価値が付いた」

というのはよほどの天祐です。

うちのサイトを見ていただいたらわかりますが、私、そこそこの数の車種の買い取り実績を調べ上げる作業をいたしまして、こうなると、嫌が応にも各社サービスの“本当の実力”というものがうすうすと見えてこざるを得ないのです。

するとどうしても「それは、宝くじに当たったようなラッキーですね」と思わずにいれないような記事に出くわすことが結構“多い”です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする