「日産・スカイラインを廃車」を考えるなら、どこに売るとよりお得?

1957年に誕生。

以来13代、その時代時代を鮮烈に彷彿とさせるモデルを提供し続けてくれました。

また一方で、普通車、高級車、スポーツカー、実用車など、きわめて幅広い用途。

まさに“日産の顔”と言ってよいブランドです。

そんな「スカイラインを廃車」を考えるなら、どこに売るのがよりお得なのでしょう。

※同じ車を同じ時期に売っているのに、あなたの選ぶ売り先、売り方によって何万、何十万円~の損得差が発生しかねません。

日産・スカイラインの売却相場

まず、相場をおさえておくと、業者との交渉などがやりやすくなります。

※各社買取実績は公平を期するため、いずれも最新のものから順番に抜粋しました。

カーネクストの買取実績

カーネクストは廃車買取業者の中で知名度・規模はトップクラスです。

その買取実績とはどんなものなのでしょう。

まず、相場をおさえておくと、業者との交渉などがやりやすくなります。

↑年式2002。走行距離80,000km。還付金なし。

↑年式2006。走行距離100,000km。還付金なし。

↑年式2007。走行距離90,000km。還付金あり。

↑年式1996。走行距離85,000km。還付金なし。自走不可。

↑年式2001。走行距離70,000km。還付金あり。

など、スカイライン買取実績はまだまだ続々です。

(いずれも引用:カーネクスト公式サイト)

カーネクストはかなりの低年式車でも多走行車でも自走不可の車でも、最低0円以上できっちり買い取ってくれる傾向です。

しかも、後ほど語りますが、ほかにいろんなメリットもしっかり付きます。

廃車の場合はとても心強い味方となります。

ユーカーパックの買取実績

ユーカーパックは今人気急上昇中の一括査定です。

主な参加業者は中古車買取です。

↑上:年式2008年11月。走行距離75,116km。車検2019年9月。修復歴なし。

中:年式1997年4月。走行距離87,868km。車検2020年8月。修復歴あり。

下:年式2001年10月。走行距離61,256km。車検2020年9月。修復歴なし。

↑上:年式1998年11月。走行距離177,667km。車検2020年11月。修復歴あり。

中:年式2005年8月。走行距離19,878km。車検2020年8月。修復歴あり。

下:年式1983年3月。走行距離209,355km。車検2020年4月。修復歴あり。

(いずれも引用:ユーカーパック公式サイト)

ユーカーパックのスカイライン買取実績はまだまだあります。

ここは、低年式車でも高年式車でも多走行車でも少走行車でも修復歴ありでもなしでも、安定した高値で買い取ってくれる傾向があります。

SellCa(セルカ)の買取実績

SellCa(セルカ)はユーカーパックと同じ“オークション・スタイル”の一括査定です。

主な参加業者は中古車買取です。

(引用:SellCa公式サイト)

一括査定.comの買取実績

一括査定.comはユーカーパック、SellCaとはちがい、“業者との交渉スタイル”の一括査定です。

いわゆる“ふつうの一括査定”です。

主な参加業者は中古車買取です。

(引用:一括査定.com公式サイト)

日産・スカイラインをよりお得に売るには?

廃車よりまず中古車?

もちろん、リストア車などもたくさん含まれているでしょう。

が、上の例を見てください。

一応、これは無作為に選んだものです。

一般的に「廃車かな?」という車でも

「廃車よりダメもとで中古車に売りに出した方がいい」

という格言があります。

スカイラインにはこの傾向が上の例であまりに随所に表れております。

同じ時期、同じ車種、同じぐらいの年式、同じぐらいの走行距離。

が、その差は数十万、十数万円。

もしも本当にダメであっても、数日のタイムラグです。

そこから廃車買取に回しても遅くはないでしょう。

ディーラー下取りは安い?

これも車を売る時、一般的に言われることです。

実際、彼らは何を売って実利としているでしょう。

その大半は自社の新車となります。

つまり、彼らは下取りした車を高く売る販路が乏しいです。

その多くをオークションに流して粗利を上げているのが実情。

やはり、中古車や廃車の売買そのものがバイタルの買取業者に比べると、コスト・パフォーマンスでかなり大きな差とならざるをえません。

↓これはあくまで一例です。でも、こういう口コミは本当に多いですね。

引用twitter
ただ、ディーラー下取りだと、手続きや陸送、などほとんどのことを向こうが請け負ってくれます。

なので、とても手っ取り早い。

車を売ってから次の車までの乗り継ぎのタイムラグもありません。

「余計な手間なく」という人には向いたサービスと言えます。

また、かなり市場価値の低い車の場合、思わぬ高額で下取ってもらえることがたまにあります。

これは新車購入の割引率との兼ね合いです。

ディーラーがどうしてもその車を売り込みたい、でも、決められた割引率の範囲ではどうしても押し込めない時があります。

そこで業者は下取り価格を無理に押し上げてアピールする。

こうなるとわれわれ顧客としては非常にお得です。

交渉の材料として忘れないようにしましょう。

1社より複数の業者に当たる

これはディーラーでも中古車買取業者でも廃車買取業者でも解体業者でも同じことです。

1社だけで決める、というのは大変な損をするリスクが高いです。

やはり選択肢がないと、厳しいです。

そして、業者と言うのはライバルがいると、価格競争をする習性があります。

そうなるとしめたもので、値が上がってゆきやすいです。

車を高値で売れた人と言うのは、大概こういった手順は踏んでおります。

一括査定

とはいえ、できれば余計な手間なく儲けたいところです。

そこで有効なツールとなるのが一括査定です。

いちいち自分で各業者にアクセスする必要がありません。

1つのフォームからポチッと送信すれば、その分が事足りてしまいます。

後は、

☆所定の複数業者から連絡が来て、交渉

で、グングンより高値を目指してゆきます。

でも、ひょっとすると、「ちょっと待て。あのたくさん電話(※)の掛かってくるうざい奴か!」と思われたかもしれません。

これは「その通り」であり、また、そうでもありません。

(※)普通の一括査定はフォームから送信すると、多くの業者から一斉に電話がかかってくることがあります。もちろん、たくさんの業者からかかってくるということは高値で売れる“チャンス”です。でも、普段それほどたくさんの電話がかかってくることはないので、抵抗を覚える人が出てくるのも自然です。

というのも最近、車の一括査定はいろいろとバリエーションが増えてきました。

以前からある普通のタイプ。

実際のところ、高値で売るにはとても有効なツールに違いありません。

が、業者との交渉や、業者からたくさんかかってくる電話がつらい人、にはあまり向いているとは言えません。

しかし、最近ではこういうの無しで、高く売れる、のも出てきております。

あなたの望んでいるもの、あなたの向いているもの、を選ぶとより快適に、あるいは、より高く車を売れます。

また、一括査定自体にはそれぞれにいろんなサービスや特典が付きます。

これは各業者単体で当たるのでは得られないものばかり。

しかも、「あ、これあると確かに助かる」というものがたくさん。

たとえば、こんなのがあります。

☆個人情報が業者に流れないようにしてくれる

☆利用するだけでポイントを付けてくれる

☆電話で交渉するのが苦手なら、鼻から全部メール交渉にしてもらえる

など。

とはいえ、車の一括査定はたくさんあります。

なので、中でも特に評判がよく、実績が高く、コンテンツの充実したものを、かつ、スカイラインに合ったものを3つ紹介します。

<カーセンサー>

もっとも有名な一括査定です。

運営主はリクルート。

ここはこういう人に向いています。

☆交渉が得意な人

☆より高く売りたい人

ここは高額査定についてはかなり評価が高いです。

スタイル自体は業者との交渉によって査定額を上げてゆく“普通”のタイプ。

ただその中で、ここは圧倒的にずぬけているポイントがあります。

参加業者数が1,000~。

ほとんどの一括査定が属する“普通”タイプの中ではダントツ1位です。

ちなみに、ほかほとんどは50~250ぐらい。

さらに質。

ここはガリバー、ラビット、アップル、カーセブン、ビッグモーターなど、大手と言われるところは「全部じゃないか?」というぐらいたくさん参入しております。

だけではありません。

全国各地それぞれに強みを持った地元の中小業者も続々。

これらから最大30社までの業者と交渉できます。

そして、私はカーセンサーのこういった魅力を忘れてほしくありません。

というのは、こういった悩みをお持ちではないでしょうか。

◆かなりの低年式車

◆かなりの多走行車

◆事故車

◆かなりの地方

残念ながら、こういった条件だと手を挙げてくれる業者自体がとても少ない場合があります。

たとえば、私は実際あるほかの超メジャー一括査定にある条件で入力してみました。

すると、選択可能業者はなんとたった1つ。

これではお話になりません。

が、カーセンサーだとまったく同じ条件で5社です。

たんに“強い”というだけでなく、“拾い上げてくれやすい”。

↓そんなカーセンサーについてよりくわしくはこちらです。

カーセンサー一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?

<ユーカーパック>

上の例の2番目で紹介しました。

最近、急激に人気を集めて話題の一括査定です。

ローラさんのCMでも有名です。

こちらはこういう人に向いています。

☆交渉が苦手な人

☆しっかり確実な値で売りたい人

ここは先ほど紹介した“業者との交渉・大量営業電話”がない一括査定です。

じゃあどうやって査定額を上げるかというと、ネット・オークションです。

しかも、あなたと業者との間にはユーカーパックのスタッフが入ってくれます。

そして、プロとして、取り持ってくれます。

業者に「こういったことを聞きたいな」とか「こうしてほしいな」というのが出てきたら、業者と電話やメールの直で交渉する必要がありません。

替わりにユーカーパックスタッフが出てきて、便宜を図ってくれます。

また、「オークションの手順とかコツってどんなものだろう」となると、やはりユーカーパックスタッフがナビゲーションしてくれます。

ツアーでいうガイドさんみたいなものです。

なので、安心。

万一、業者とのトラブルになるリスクもグンと減らせますし。

実際、ユーカーパックのスタッフと言うのは「心強い」「わかりやすい」「親切」などと評判を集めております。

しかも、ここは安定した値で売れやすい、というメリットがあります。

というのは参加業者数が8,000~。

日本最多規模です。

また、中間マージンもしっかりカット。

↓安心・安全・使いやすい、そして、しっかりした値で売る。ユーカーパックについてくわしくはこちら

ユーカーパックのメリット・デメリットは?評判・口コミは?

<SellCa(セルカ)>

上の例の3番目に紹介しました。

ここはこういう人に向いております。

☆交渉が苦手な人

☆“大きめ”を狙いたい人

ここははっきり言ってユーカーパックとサービスが酷似しております。

でも、あえてここを紹介するのはそれなりの理由があります。

上の例を見てください。

「ユーカーパックよりあからさまに上だろ」

というのが結構多いのです。

なので、「せっかくだからもっと高い値を狙ってやろう」という人にはフィットしてます。

とはいえ、買取実績の掲載件数が少ないのがちょっと気になります。

確かに、2017年発足したばかりの業者ではあるのですが。

なので、安定感ではユーカーパックを推さざるを得ません。

↓くわしくはこちら

SellCa(セルカ)一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?

廃車するなら

・不動車ぐらいのボロボロ

・整備業者に「廃車にした方がいい」と言われた

・中古車として“良い買い手”が付かなかった

場合、廃車と言うのはいよいよ有効な手段としてクローズアップされてきます。

廃車に出すなら、残る有力な選択肢は2つです。

・解体業者

・廃車買取業者

解体業者

解体業者はたまに地元で高くで買い取ってくれるところがなくはありません。

おおよそ相場としては3万円ぐらい。

「ん?カーネクストよりいいじゃないか」

と思ったかもしれません。

ただ、この辺がネックとなりがちです。

●レッカー代

不動車の場合だと、レッカーが必要です。

最低1万円ほど。

遠くなるほどその額はかさみます。

●手続き

解体業者だと代行してくれないところが多いです。

これがなかなか面倒です。

抹消登録は平日昼間に陸運支局まで行かなければなりません。

その際には正しい住民票や期限内の印鑑証明書など、必要書類は必携です。

また、還付金や残ローン、住所変更、氏名変更、相続などがあるとその分手続きはかさみます。

自賠責還付金は保険会社、残ローン処理は名義人となっているディーラーや信販会社とのやり取りが必要です。

法律代行業者に頼むと、抹消登録だけで約3千円。

ほかがかさむと、数万円は当たり前に行ってしまいます。

●還付金

自動車税、重量税、自賠責の還付金。

場合により総計で10万円ぐらいになることもあります。

が、これを返してくれない解体業者が結構あります。

私は特にスカイラインについては解体業者はあまりお勧めできません。

なぜなら、ここまで差っ引いた上でのカーネクストの値段と比べてどうでしょう。

廃車買取業者

正直、廃車をするならかなり無難なラインです。

というのも、カーネクストなどのちゃんとした廃車買取業者なら

・レッカー代無料(不動車でなくてもOK)

・手続き無料代行

・還付金全額返還

を、きっちり全部保証してくれるのです。

その上乗せで、上の例のような額で引き取っている、という実績です。

とはいえ、廃車買取業者もたくさんあります。

できるだけ優良な業者から当たるとよいです。

そして、こちらも複数に当たると「より得をしやすい」「より損をしにくい」です。

↓評判・実績・コンテンツに優れた廃車買取業者をこちらにいくつか厳選して紹介します。
カーネクスト

カーネクスト以外の廃車買取業者

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