ある時、ふと思い当たりました。
車の売買って、この人の名言に当てはまるところが多いな、と。
孫子。
中国古代の兵法家です。
「彼を知り己を知らば百戦してあやうからず」
聞いたことがあるでしょう。
戦場で負けない、それは天を味方にし、地をおさえ、人を処すこと、です。
そして、そのまま車を高く売るコツへと通じてゆきます。
さらには、この生き馬の目を抜く社会生活に利用し、切り開いている人は多いです。
目次
- 1 彼を知り己を知らば百戦してあやうからず
- 2 利を計りて、以って聴き、乃ちこれが勢いを為し、以ってその外をたすく
- 3 兵は詭道なり
- 4 利にあらざれば動かず、得るにあらざれば用いず、危うきにあらざれば戦わず
- 5 その鋭気を避け、惰気を打つ。これ気を治めるものなり
- 6 よく戦うものは人を致して人に致されず
- 7 教導を用いずば、地理を得るあたわず
- 8 実にしてこれに備え、強にしてこれを避く
- 9 人にあらわして、我のあらわにすることなからば、我はもっぱらにして敵はわかる
- 10 多算なれば勝ち、少算なれば勝たず
- 11 孫子はどんな人?
- 12 車を売る時に活きる、そのほかの『孫子』名言集
- 13 評判と実績が高い一括査定は?
- 14 廃車買取業者
彼を知り己を知らば百戦してあやうからず
どうも、孫子です。
むかし、中国の呉の国で将軍をやっておりました。
著作『孫子』は私なりの戦のノウハウの集大成です。
もちろん、私の時代、自動車はありません。
が、あなたの時代の自動車の売買は私らの時代の戦争と原理がよく似てますね。
なぜなら、人対人です。
そして、“得した”“損した”がはっきりと生々しいです。
まるで“人間社会の生”そのもの。
さて、では『孫子』のまず一番大事からまいりましょう。
上の言葉。
“自分のことと相手のことをしっかり分析しましょう”という意味です。
まず、車を高く売りたいなら、“自分”の愛車の相場はしっかりと押さえておきましょう。
心配ありません。
調べるのはとても簡単です。
一括査定のホームページを見れば、相場や買取実績がいっぱい書いていたりします。
↓たとえばこちらJADRI(日本自動車流通研究所)の運営で有名な一括査定.comだとここから
↓一番下のここからジャンプ!
↓ここをクリックすると・・
↓こんな風に出てきます。後はメーカーと車種を選んでください。
↓また、このサイトの管理人が車種ごとにそういったのをまとめております。
覗いてあげると管理人は喜ぶでしょう。
そして、相手(営業員)にどういう行動パターンがあるのかもしっかりおさえておきましょう。
とどのつまり、車売買というのは、車と言うものを間に挟んだお金の捕りあいです。
領土争いとほとんど変わりません。
おたがいの上っ面はともかく、武器でやりあうか、話し合いか、の違いだけ。
ちがいますか?
戦の場合、終わってから後悔してももう遅いです。
利を計りて、以って聴き、乃ちこれが勢いを為し、以ってその外をたすく
勝てる状況で戦ってください。
もっと正確に言うなら、勝てないところで戦ってはなりません。
たとえば、業者1社だけを当たって売り先を決めるということはあってはなりません。
なぜなら、マンツーマン。
しかも、あちらはプロ。こっちは素人。
圧倒的不利です。
業者は複数当たってください。
そうすれば、あちらはおのずと“出てきます”。
つまり、あちらはライバルと争って高値を付けるしかなくなるのです。
人はこれを“迂直の計”(相手をこちらの戦いやすいところへおびき出す作戦)と呼んでおります。
また、営業員との交渉は“持ち込み”より“出張査定”の方が顧客に有利に運びやすいです。
あちらのホームでやるのは、分が悪いです。
それよりはこちらの勝手知ったるホームに引きずり込み、少しでもこちらの思い通りに行きやすいよう準備しましょう。
兵は詭道なり
車の売買交渉とはとどのつまり、騙しあいです。
たとえば、あちらは共通の話題を探り、それを手掛かりにフレンドリーになろうとしてきます。
良い人だな、面白いな、話せるな・・
と、思わせるのが狙いです。
思いは思いとして取っておき、それをそのまま売値に表してしまってはいけません。
往々にしてその策略と言うのは露骨に〇〇万円の価値になります。
心理学には共感の法則(※)というのがあります。
あちらはそういうのを日夜勉強し、鍛錬しております。
こちらはどういった状況でも実質の損得を勘定し、モノにできる冷静さと実行が必要です。
「申し訳ありません。上司に聞いてきます」
で、しばらくして、
「お客様。やりました。本社の上司から許可をいただけました。この車を特別に〇〇万円でおゆずりできます!」
ご心配なく。
彼らはただ鼻から台本通りに演じているだけです。
こちらはしっかりとその額を以って、ほかの業者と比べましょう。
利にあらざれば動かず、得るにあらざれば用いず、危うきにあらざれば戦わず
得をしないのに売らない。
「本日は正月です。特別に〇〇万円で受け取らせていただきます」
人間はこういう“特別”に弱いものです。
ビジネス兵法の基本です。
心の中ではしっかりソロバンをはじいておきましょう。
兵は詭道なり。
こっちが得をするように仕向ける。
そして、得をしないなら売らない。
その鋭気を避け、惰気を打つ。これ気を治めるものなり
敵の調子のよいところは避け、弱点を突きましょう。
「車の良い部分をしっかりと誉め上げれば、調子に乗せやすい」
これもあちらの兵法の鉄則です。
でも、
「ここ、傷がありますね」
「このへこみはちょっとおっきいですね」
逆にこうやってチクチクやられるとわれわれお客というものは卑屈になりがちなものなんです。
よく戦うものは人を致して人に致されず
戦い上手とは人の心を巧みに手繰り、人に心を手繰られない。
もはや説明入りませんが、そういうおだてや注意はそういうものとして受け取りつつ、向こうのペースにわざわざ乗るまでもありません。
なお、車の傷に関しては細かいものなら市販のもので十分消せます。
そうすると、非常にローコストで車の印象を上げることができます。
つまり、より高く売れやすくなる、ということです。
ただ、大きな傷やへこみについては、我々素人は下手にいじらない方がいいでしょう。
直すのが難しいですし、出費の割に売値が上がりません。
教導を用いずば、地理を得るあたわず
どの道にも専門家がおります。
味方につけ、そのリードに従いましょう。
たとえば、車の一括査定でもユーカーパックやSellCa(セルカ)はほかのとはやり方がちょっとちがいます。
あちらのスタッフがやり方やわからないことをいろいろと丁寧に教えてくれます。
彼らはプロです。
しかも、車買取業者とは違う第三者の立場です。
つまり、使いやすいです。
わかりやすいです。
親切です。
あちらは商売でこういうサービスをやってくださいますからね(べつに手数料などは取られません)。
ちなみに、「業者とのやり取りはどうもきつい・・」と感じている人にはこちらのサービスは向いています。
なぜなら・・
実にしてこれに備え、強にしてこれを避く
相手に実力があるなら備え、強いならこれを避けましょう。
ユーカーパック、SellCaは業者との直交渉が一切ありません。
スタイルはオークション。
しかも、業者とのやり取りにはすべてユーカーパック、SellCaスタッフが間に入ってくれます。
はっきり言ってあなたが“兵法”を意識する必要自体無くなるのです。
それでいて、高額査定が引き出しやすい。
ここが最近人気急上昇の秘訣です。
参加業者数が他とは全然ちがいます。
それぞれ8,000~、6,000~です。
人にあらわして、我のあらわにすることなからば、我はもっぱらにして敵はわかる
こちらの正体がわからないようにしておけば、敵は集中攻撃ができなくなります。
特に交渉の序盤ごろ、業者はこう尋ねてくるかもしれません。
「率直に、いくらで売ろうとお考えですか」
暗にこちらの出るところをうかがおうとしております。
つまり、下手に「〇〇万円」と言ってしまえば、
「それに合わせて値段を提示すればいいのだな」
となります。
これはトランプのポーカーと同じです。
相手には“出せる額”が鼻から決まってます。
ここを相手のギリギリラインまで攻め取っていくのが車を売るということです。
だから、こちらから手の内を不用意に明かす必要などありません。
あくまで、「今はまだ・・」などとのらりくらり“こちらの正体”を隠しながら、じわじわ攻めていきましょう。
多算なれば勝ち、少算なれば勝たず
策が多い方が高く売れ、少ないと売れません。
孫子はどんな人?
本名は孫武と言われます。
中国大陸でたくさんの国に分かれ、戦争に明け暮れていた春秋時代の名将。
斉国の出身。
ですが、軍略に覚えのある孫武は当時新興の呉国に将軍として仕官に上がります。
「ならば」と呉王は孫武に難題を吹っ掛けます。
「わしに仕える女たちを強い軍隊に仕立てて見よ」
孫武はこれを受けます。
が、案の定彼女らは王の寵姫を筆頭に孫武をなめて全く言うことを聞きません。
そこで、孫武は王の寵姫を陣頭に呼び、「軍規を破った」として斬ってしまいます。
これを見て真っ青になったのはほかの女たち。
ただちに一挙手一投足孫武の言うとおり聞くようになり、またたくまに鍛え上げられていきました。
これを見た王はその手並みに感服。
孫武を将軍に雇いいれることにします。
その後、孫武は将軍として大活躍。
弱小国だった呉の国は瞬く間に中華の覇権国家にまで上りつめていきました。
『孫子の兵法』はそんな彼が戦の方法についてまとめた著作です。
とことん合理的、それでいて、文学的・哲学的な深い味わいがあります。
後代に絶大な影響を与え、たとえば、武田信玄の風林火山はその一節として有名です。
車を売る時に活きる、そのほかの『孫子』名言集
『よく敵人をしてみずから至らしむる者は、これを利するなり。よく敵人をして至るをえざらしむる者は、これを害するなり』
(上手に相手を自分から動くようにする人は相手を利益で誘っているのである。上手に相手を動くしかないようにさせている人は相手の尻を損でたたいているのである)。
『あえて問う。敵のおおく整いてまさに来たらんとす。これを待するにいかんせん。いわく。まずその愛するところを奪えば聴く』
(圧倒的優勢の敵が攻めてきました。どうやって対処すればよいですか。相手にとって大事なものを奪えばよい)
『かのただ慮り無くして敵をあなどる者は必ず人にとらわる』
(ちゃんと考えようもなく相手をあなどる者は必ず失敗する)
『軍争は利なり。衆争は危なり』
(ちゃんと整えて臨戦すれば得をする。行き当たりばったりで臨戦すると危ない)
『勝者の戦いたるや積水を千仭の渓に決するがごとし』
(勝者の戦い方とはたまった水を決壊させるように、勝つべくして勝つ)
『この五者は勝ちを知るの道なり』
(1.売り時をわきまえている。2.分が悪い時と良い時の交渉の仕方をわきまえている3.ここで何をすべきかの目的が固まっている4.ふだんから最悪の事態を想定して備えている5.余計な口出しをする人がいない)
『その無備を攻め、その不意に出づ』
(相手の不意を付け)
↓孫子のことがもっと知りたくなったら、やっぱり書籍です。もっとくわしく載ってます。上を読んだことがありますが、とても読みやすかったです。
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評判と実績が高い一括査定は?
上で孫子が紹介したとおりです。
複数業者に当たらないと、愛車は高く売れません。
何万円どころか、何十万円でも当たり前に損してしまいます。
と言っても1社ごとに自分で当たるのは面倒・・
そこで、とても有効なのが一括査定です。
一度フォームに入力すれば、選択した複数の業者から電話やメールで連絡を取ってきます。
また、ユーカーパックやSellCaの場合は、そういうのがありません。
一度フォームに入力すれば、ユーカーパックやSellCaから電話がかかってきて、「うちのサービスはこのように利用します。わからないことはないですか」と言った具合にあくまでサポートです。
だけではありません。
それぞれの一括査定は“利用者がより利用しやすいように”いろんなサービスや特典を開発し、私たちに提供してくれます。
☆使うだけでポイントを付けてくれる
☆個人情報が業者に一切漏れないようにしてくれる
☆電話での交渉が苦手な人は、電話交渉を無しにして、すべてメールでの取引に切り替えられる
など。
そして、最近は一括査定はいよいよバラエティが豊かになってきております。
たくさんある一括査定の中で特に評判・実績・コンテンツ、トータルで優れたものを3つ紹介します。
<カーセンサー>
一番有名な一括査定です。
運営主はリクルート。
こちらはこういう人に特に向いています。
☆交渉が得意な人
こちらは業者との交渉で、より高査定へと切り開いてゆきます。
そして、ほかの一括査定にはないカーセンサーの圧倒的強みはここです。
参加業者数が1,000~。
業者と交渉する一般的な一括査定では、2位で600ぐらい、ほかが50~250ぐらい。
カーセンサーはダントツです。
さらに、カーチス、カーセブン、ユーポス、ネクステージ、ガリバー、アップル、ビッグモーター、など、大手と言われる業者は「全部じゃないか」と言うぐらい参加しております
これも、ほかの一括査定ではありえません。
そして、高額査定をくれるのは、大手に限った話ではありません。
全国各地にそれぞれの強みを持った中小業者も続々と!
この数と質です。
当然、高額査定の実現率は非常に高いです。
さらに、この数と質はたんに“強さ”だけを表すのではありません。
たとえば、こういった条件を抱えてはいませんか。
◆低年式車
◆多走行車
◆外車
◆事故車
それぞれに売れるべきところではしっかりと値が付きます。
でも、残念ながら、そういった業者がいつも気軽に見つかるわけではありません。
ところが、カーセンサーの場合どうでしょう。
あのボリュームです。
実際のところ、私はあるほかの超メジャー一括査定にある条件でエントリーしてみました。
するとなんと、選択可能業者は1社しかありません。
その真下には1行。
「こちらからご自由にお選びください」。
・・
が、カーセンサーなら全く同じ条件で5社です。
これなら、業者と交渉がしっかりできます。
高額査定も狙いやすくなりますね。
↓“強さ”と“懐の深さ”が魅力のカーセンサーについてくわしくはこちら
カーセンサー一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?
<ユーカーパック>
先ほど説明しましたが、こちらは業者との交渉が要りません。
その替わり、ユーカーパックが業者との間を取り持ってくれ、かつ、高額査定にも強いです。
☆交渉が苦手な人
☆業者との交渉に抵抗がある人
にとても向いています。
さらに、ここはほかにもこんなメリットがあります。
◎個人情報が業者に漏れないようにしてくれる
◎成約手数料・出品登録料が無料
ユーカーパックには「安心」「安全」「使いやすい」ということに徹底的なこだわりが見えます。
そのためもあって、私たち消費者からも、また、業者からも、急激に人気を集めております。
実は最近、ユーカーパック以外にも「業者との交渉をなるたけ減らして」という一括査定やフリマはいろいろと増えております。
ただ、その中でも安定した実績を望める、安心して使える、そして、支持をされている、といえばここがナンバー1です。
↓くわしくはこちら
<SellCa(セルカ)>
こちらはユーカーパックとはサービスの内容がとても似ております。
ユーカーパックよりは後発。
2017年に始めたばかりです。
ただ、人気はユーカーパックを急追しております。
SellCaの場合、成約手数料が10,000円かかります。
ただそれが業者の負担を下げる分、ユーカーパック以上の高額査定になることがあります。
↓くわしくはこちら
SellCa(セルカ)一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?
廃車買取業者
「ああ、もうこれは廃車にするしかないな」と思っても案外中古車として売れることはよくあります。
なので、あまり決めつけずに、ダメもとで中古車として売り出してみると何万円、十何万円、~となるかもしれません。
ただ、どうしても廃車に出すしかなくなった場合、廃車買取業者は大変心強い味方です。
彼らは廃車専門の販路を築き上げ、最近は海外に大々的に売り込み、日本車ブームもあってかなり繁盛しております。
そのため、良いサービスで、しかも、高額で買い取ってくれやすいです。
たとえば、廃車と言えば、こういったことが問題になりがちです。
●レッカー代
不動車の場合必須です。
ふつう、レッカー業者にお願いすると最低でも約1万円してしまいます。
遠くなると、費用はさらにかさんでゆきます。
●手続き
廃車にはいろんな手続きをやらねばならない場合が多いです。
たとえば、抹消登録・還付金処理・住所変更・氏名変更・相続・残ローン処理など。
そのためには陸運支局に行かなければなりません。
そして、陸運支局が開いているのがいつも決まって平日の昼間。
平日のお勤めがあるとどうしても大変です。
だけではありません。
たとえば、自賠責の還付金。
あれはほけんがいしゃで契約しておりますので、当然あちらとやり取りしなければなりません。
また残ローン処理。
廃車は名義人じゃないとできません。
名義人が信販会社やディーラーのままだと、やっぱり彼らとやり取りの必要が出てきます。
そのためには車の売却額の扱いとか、まだ残る場合のローン乗り換えとか、所有権解除とか、いろいろとやらなければならないことがでてきます。
こういった手続きがいろいろ重なってくると、つらい、めんどう、時間がない・・
と、法律の代行業者にたのむと、何万円~とお金がかかってきたりします。
でも、こちらで紹介する業者は全部これを保証してくれます。
・手続き無料代行
そうすると相当手間と費用が無くなります。
私はカーネクストを利用しました。
が、これは本当に楽でした。
そして、安心でした。
スタッフさんが「ああですよ」「こうですよ」と段取りよく指示してくれます。
そして、上のことをスムーズに処理していってくれました。
しかも、相手はプロですので、助かります。
↓さらに、「高額査定」「顧客対応が良い」と評判で、実績ある廃車買取業者はこちら
複数当たっておくと、「より得をしやすい」「損をしにくい」です。