1980年に発売。
その名は“冠(かんむり)”に由来しております。
以来約40年トヨタ・セダンの看板のひとつとしてロングセラーを続けてきました。
代はすでに重ねて10。
それぞれの人に、そして、それぞれの時代に、印象として残っております。
そんな「カムリを廃車」を考えるなら、どこに売るのがよりお得なのでしょうか。
あなたの選ぶ売り先によって何万、何十万円~の損得差が発生しかねません。
トヨタ・カムリの売却相場
まず、相場をおさえておくと、業者との交渉などがやりやすくなります。
カーネクストの買取実績
カーネクストは廃車買取業者の中で知名度・規模はトップクラスです。
その買取実績とはどんなものなのでしょう。
まず、相場をおさえておくと、業者との交渉などがやりやすくなります。
↑年式1996。走行距離140,000km。還付金あり。
↑年式1997。走行距離不明。還付金なし。
↑年式不明。走行距離70,000km。還付金なし。
↑年式1995。走行距離100,000km。還付金あり。
↑年式1995。走行距離90,000km。還付金なし。自走不可。
↑年式2007。走行距離不明。還付金なし。
(いずれも引用:カーネクスト公式サイト)
カムリについては、カーネクストの買取実績は年式90年代のものがほとんどでした。
それだけ低年式車については幅広く買い取ってくれる、ということです。
また、走行不可の車でも買取実績があります。
一般的にカーネクストはレッカーに詰め込みさえできれば、何でも買い取ってくれます。
しかも、事故車でも、水没車でも、鍵なしでも、車検証なしでも、車検切れでも、ほとんどの場合は一切お金がかかりません。
それどころか、上の例のように1万円などで売れる場合があります。
ユーカーパックの買取実績
ユーカーパックは今人気急上昇中の一括査定です。
主な参加業者は中古車買取です。
↑上:年式2006年2月。走行距離97,242km。車検なし。修復歴あり。
中:年式2006年3月。走行距離59,340km。車検なし。修復歴なし。
下:年式2006年2月。走行距離86,877km。車検なし。修復歴あり。
↑上:年式2007年7月。走行距離55,344km。車検なし。修復歴なし。
中:年式2006年3月。走行距離234,156km。車検なし。修復歴なし。
下:年式2005年2月。走行距離93,315km。車検なし。修復歴あり。
(いずれも引用:ユーカーパック公式サイト)
ユーカーパック公式サイトに掲載されていたカムリの買取実績はこれですべてです。
「2006、7年のを安定して買い取っている」と言う傾向が見られます。
SellCa(セルカ)の買取実績
SellCa(セルカ)はユーカーパックと同じ“オークション・スタイル”の一括査定です。
主な参加業者は中古車買取です。
↑上:年式2012。走行距離60,471km。修復歴なし。入札通74件。
下:年式2001。走行距離55,472km。修復歴なし。入札数13件。
↑年式2012。走行距離44,640km。修復歴なし。入札数24件。
(いずれも引用:SellCa公式サイト)
SellCa公式サイトに掲載されていたカムリの買取実績はこれですべてです。
売却価格においてはユーカーパックに押し気味です。
また、真ん中の年式2001年については入札数13。
ふつうほかの車種でこれだけ年式が低いと入札数が1や0のことが多いです。
ただ、これだけ入札数があるというのは、「買い取り手が付かず流れる」リスクは他と比べて低そうです。
一括査定.comの買取実績
一括査定.comはユーカーパック、SellCaとはちがい、“業者との交渉スタイル”の一括査定です。
いわゆる“ふつうの一括査定”です。
主な参加業者は中古車買取です。
(引用:一括査定.com公式サイト)
一括査定.comはもともと低年式車もどんどん掲載しておりました。
なのに、最近は高年式車ばかり載せる傾向です。
トヨタ・カムリをよりお得に売るには?
廃車よりまず中古車として売る?
これはほかのほとんどの車種もふくめて言えることです。
廃車より中古車としての方が高値が付きやすいです。
「事故車だから」
「年式がかなり低いから」
「走行距離がかなり行っているから」
「もういろいろあちこちにガタが来てるし」
ということで、「もう廃車」に心が傾いているかもしれません。
しかし、たとえば、SellCaの2002年式で11.2万円ついている例もあります。
これはそんなに珍しいことではありません。
同じ車でも「鼻から廃車」に出していれば、数万円、それどころか、0円査定だったかもしれません。
売り先が変わるだけで値段と言うのはあまりに変化します。
なので、
・不動車ぐらいのボロボロ
・修理業者に「廃車に出した方がいい」と言われた
ぐらいでないかぎりは、まずダメもとで中古車として売りに出す。
そして、本当にダメなら、廃車買取に回す、のが確実です。
あるいは、中古車買取と廃車買取を同時に出して天秤にかけるのもいいでしょう。
ディーラー下取りは厳しい?
「ディーラー下取りはどうだろう?」
と考えているかもしれません。
ただ、こちらはとても安くなりやすいです。
なぜなら、ディーラーのセールスのメインとは何でしょう。
自社の新車です。
それ以外の中古車、廃車などには専業者のような販路や管理体制がありません。
多くが中古車オークションに流れ、そこで粗利を得るぐらいです。
つまり、高くで買い取れる素地がありません。
実際に、「ディーラー下取りに出して高く売れた」と言うケースに出くわすことはとても稀です。
かりに一見高いようにに見えても、
◆買い替えの車の割引額が少ない
◆還付金がちゃんと返ってこなかった
◆複数の車買取業者に査定を出さなかった
ということはなかったでしょうか。
たとえば、ディーラーの下取りは一括査定より平均でも10万円は安い、といわれております。
私も数多いデータを見てきましたが、それはかなりリアルであり、「もっと行ってるんじゃ・・」とすら思います。
ただし、ディーラーにもメリットはあります。
1つには、手続きをほとんど肩代わりしてくれて、とても楽ちん。
1つには、車を売ると同時に次の車を所有できるので、“車のない期間がない”。
なので、「車を売るのにあまり手間をかけたくない」人には有利です。
また、時にディーラーもほかの選択肢より高額買取してくれることもなくはありません。
なので、もし車を買い替える予定がおありなら、ぜひ選択肢の1つに残してください。
少なくとも、そこで出た額を“叩き台”にすることができます。
ただ、一応書いておきますが、これだけはやめた方がよろしいでしょう。
「ディーラーだけに当たって決めよう」
なぜなら。
業者は1社より複数
先ほど、“ちら”と書きました。
が、これは車を売る時のとても大事な基本事項です。
絶対におさえておきたいところです。
まず、マーケットにおいて独占市場と自由競争市場とどちらがわれわれ顧客にとって有利になるのでしょう。
明々白々に自由競争市場です。
独占市場、すなわち、あなたが初めから1社のみにしぼって車の売り先を委ねることにします。
これではほかの業者の査定額がわかりません。
そして、相手との強力な取引材料もみずから放棄しているようなものです。
武器を持たずに戦場に押し掛けるのと同じです。
業者にとって最高の“えさ”です。
絶対にやめましょう。
自由競争市場では、きちっと複数業者に額を出していくようにさせれば、彼らは勝手に競争を始めるようになります。
そうすれば、額はドンドンと上がりやすくなります。
まず、彼らによる独占市場を打破することが大前提です。
一括査定
とはいえ、複数業者に査定を出すのはなかなか面倒です。
◆1社づつフォームに入力・送信
あるいは、
◆1社づつ電話
・・
しかし幸いなことに、今はそういう手間を一掃してくれるとても便利なツールが発達・普及してくれております。
一括査定です。
1度フォームに入力・送信すれば、
☆複数の車買取業者が電話やメールで一斉に連絡を取ってくれたり
☆一括査定業者が仲介サポートに乗り出してくれたり
します。
一括査定の良いところはそれだけではありません。
それぞれの一括査定で“利用者が利用しやすいように”工夫を凝らしたサービスや特典をいろいろと付けてくれます。
たとえば、
◎とてもたくさんの業者から査定先を選べたり
◎顧客と業者の間に入っていろんなことをサポートしてくれたり
◎ポイントを付けてくれたり
など。
また、一括査定と言っても今は数も種類も豊かになってきております。
なので、その人や愛車のタイプによって合うサービスを選びやすくなっております。
数ある一括査定の中から、特に評判・実績・コンテンツに優れており、かつ、カムリに向いたものをこちらに3つ紹介します。
「どれが自分に合っているだろう」とぜひ吟味してください。
<カーセンサー>
一括査定の中で一番の知名度。
こちらに向いているのは
☆交渉が得意な人
です。
なぜなら、こちらは電話やメールで複数の中古車買取業者と“交渉”。
そうして、「より高額査定」「より良いサービス」を目指してゆきます。
しかも、ここがなぜこんなに有名なのか、評判なのか。
それは高額査定への圧倒的な“コミット力”です。
ほかではちょっと出せません。
こういう“業者との交渉スタイル”の一括査定の中で参加業者数がダントツのNo.1。
その数は1,000~です。
2位で600ほど。ほか50~250。
しかも、数だけではありません。
その中身はガリバー、アップル、ビッグモーター、カーチス、ラビット・・などという大手の「ほぼ全部じゃないか」ぐらいが参加しております。
そして、全国各地に様々な強みを持つ中小業者。
これはたんに“強さ”だけを意味しません。
なぜなら、これだけいろんな業者から選べるのです。
ということは、
・かなりの地方
・かなりの低年式車、多走行車
・事故車
など、ふつうなら“不利”になる、“買い手が付きにくくなる”ような条件でも、拾い上げてくれる業者が出てきやすくなるのです。
たとえば、私はほかのあるかなりメジャーな一括査定フォームに“ある条件”で入力してみました。
すると、名乗りを上げてくれる業者はたったの1社。
・・
しかし、カーセンサーでまったく同じ条件だと、5社です。
「買い手が付きそうにない・・」
と困っている人に、とてもなじみ良いサービスです。
↓くわしくはこちら
カーセンサー一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?
SellCa(セルカ)
上の例の3番目に紹介しました。
こちらもユーカーパックと同じく
☆交渉が苦手な人
に向いています。
車を売る時の業者との交渉。
得意な人にとっては“より高額査定を実現する”ための絶好のチャンスの場です。
でも、業者だってそれに生活もステータスもかかってます。
しかも彼らは「より安く買いたたくためのいろんなテクを」日々鍛錬し磨いております。
それは実に硬軟織り交ぜ、何人と言う顧客をコロッと転がしてきました。
しかも、ふつうに複数の中古車買取業者に査定依頼を出したり、あるいはほかの一般的な一括査定にお願いすると、たちまち“ものすごい量の電話”が一斉にかかってます。
これはそれだけその車が“人気の証し”。
「みんなが買い取りたいんだ」
と言うことです。
が、はじめての人の中には「怖い」と思う人も少なくありません。
これは一括査定の大きなネックの一つです。
「やだな」と思う人にはやっぱり「いや」。
ただ、SellCaの場合は、そういう“わずらわしさ“や“うるささ”をシャッタアウトしてくれております。
あなたが電話やメールを介し、直で業者と交渉する必要はまったくありません。
なぜなら、SellCaは“オークション・スタイル”だからです。
「え、でも、ふつうのネットオークションって、相手といろいろやり取りしなければならない場合もあるけど」
心配ありません。
なぜなら、間にSellCaが入ってくれるからです。
つまり、SellCaを使っているうちに出てきた、業者へのお願いや困りごとなんかは、口コミで「丁寧・わかりやすい・助かる」ととても評判のSellCaに相談できるのです。
そして、私らの替わりにSellCaが業者といろんなやりとりをしてくれたりします。
いつもフィルターがわり。
その安心感がSellCaが受けている大きな理由の一つです。
さらに、
「車のオークションなんてやったことない。ていうか車を売る自体はじめてなんだけど、だいじょうぶ?」
その点については、ふつうの一括査定よりずっとなじみやすいです。
なぜなら、ここでもSellCaが出てきてサポートしてくれるのです。
・当社のサービスの仕組みはこうなってます
・流れはこうして、こうして
・オークションをうまくやるポイントは
などなど。
「車を売るのが初めてで不安・・」
と言う人にはかえってとっつきやすいでしょう。
そして、忘れてはなりません。
査定額です。
すでに上の例にもありますが、非常に素晴らしい実績を挙げております。
“業者との直交渉スタイルじゃないのになぜ?”
と感じるかもしれません。
が、大きな理由はこちらです。
参加業者が6,000~。
カーセンサーすら圧倒的に上回っております。
これだけたくさんが参加しているのですから、やはり「より高い売値」が実現しやすくなる、ということです。
SellCaについては、そのほかにもいろんなメリットがあります。
↓くわしくはこちらに記しております。
SellCa(セルカ)一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?
<ユーカーパック>
上の例で2番目に紹介しました。
次で紹介するSellCa(セルカ)に押され気味・・
ただ、2006、07年式あたりを安定して買い取っているので、候補に残しました。
こちらも
☆交渉が苦手な人
に向いています。
理由はこちらも“オークション・スタイル”です。
サービス内容はSellCaととてもよく似ております。
↓ユーカーパックについてくわしくはこちら
廃車に出すなら
・不動車ぐらいのボロボロ
・修理業者に「廃車に出した方がいい」と言われた
・中古車として売ろうとしたけど、“良い買い手”がつかなかった
こうなると、廃車は有効な手段となってまいります。
なぜなら、
◆乗らない車を持っていても、維持費がかかったり、税金がかかったり、車の価値が下がったりして、よけい損。
◆すでに廃車を考えている車は修理代、燃費、車検、保険などを考えると維持がきつい
◆安全上の重大トラブルを起こしかねない
といった理由が出てきます。
こうなると、買い替えた方が得になりやすくなります。
では、どこに廃車に出すのがお得なのでしょうか。
ディーラー下取りはやはり損をする場合が多いです。
かえってあちらから何万円と言うお金を請求されることもよくあります。
可能性として残すのは良いです。
が、「率先して」はかなり厳しいでしょう。
廃車はやはり廃車の販路や管理体制のしっかりできているところ。
廃車でもうけを出せるところです。
つまり、廃車買取業者です。
彼らの多くは国内外、特に最近は海外に強い販路を持っております。
今、海外で国産、しかも、トヨタの廃車は大人気です。
なぜなら、「高性能」「長持ち」。
新興国景気などもあって、みんなほしがっております。
だから、売れるのです。
しかも、国内ではリサイクル環境が整い、廃車買取業者が商売のとてもやりやすい環境になっております。
今は各社
事故車でも、水没車でも、鍵なしでも、車検証なしでも、車検切れでも、不動車でも、いけるものはほとんどのものは買い取っていきます。
ちゃんとした業者を選べば、こちらからお金を払う、なんてことはほとんどありません。
それどころか、思わぬ高額査定が付くことだってよくあります。
さらに、これは大事です。
廃車は中古車を売るのとはちょっと勝手が違うのです。
たとえば、「レッカー」。
不動車の時、必要です。
でも、最低1万円ぐらいはします。
遠くなるともっとかさんでいきます。
そして、「手続き」。
平日昼間に陸運支局に行って抹消登録などをしてこなければなりません。
しかも、還付金・残ローン・相続などもからむとさらに複雑になり、手間もかかります。
保険会社、信販会社、ディーラーなどとも連絡を取らなければならないケースも出てきます。
「とても時間が取れない」「めんどうだ・・」として法律の専門業者に頼むと、抹消登録だけで約3千円~です。
これにさらにいろいろとなると、何万円と膨らんでいきます。
ただ、こちらでは数ある廃車買取業者から特に評判・実績・コンテンツに秀でたもののみを紹介させてもらいます。
いずれも
☆高額査定
☆顧客対応
には優れております。
だけでなく、
◎レッカー代無料(不動車でなくても全然OKです。というよりほぼみんな来てもらってます)
◎手続き無料代行
を両方保証してくれます。
廃車で1円でも多くの額を手に入れましょう。
↓廃車買取業者各社紹介