「ist(イスト)を廃車」を考えるなら、どこに売るのがよりお得?

タイプによって、とてもかわいくもあり、またスポーティに切れ味鋭いトヨタ・ist(イスト)。

そんな、「イストを廃車」を考えるなら、どこに売るのがよりお得なのでしょうか。

あなたの選ぶ売り先によって何万、何十万円~の損得差が発生しかねません。

ist(イスト)の売却相場

まず、相場をおさえておくと、業者との交渉などがやりやすくなります。

※各社買取実績は公平を期するため、いずれも最新のものから順番に抜粋しました。

カーネクストの買取実績

カーネクストは廃車買取業者の中で知名度・規模はトップクラスです。

その買取実績とはどんなものなのでしょう。

まず、相場をおさえておくと、業者との交渉などがやりやすくなります。

↑年式2003。走行距離86,000km。還付金なし。

↑年式2003。走行距離117,000km。還付金なし。

↑年式2004。走行距離140,000km。還付金なし。」

↑年式2008。走行距離112,000km。還付金あり。

↑年式2003。走行距離70,000km。還付金なし。

(いずれも引用:カーネクスト公式サイト)

ユーカーパックの買取実績

ユーカーパックは今人気急上昇中の一括査定です。

主な参加業者は中古車買取です。

↑上:年式2003年10月。走行距離49,189km。車検2020年10月。修復歴なし。

中:年式2006年6月。走行距離44,869km。車検なし。修復歴なし。

下:年式2004年6月。走行距離41,879km。車検なし。修復歴なし。

↑上:年式2003年10月。走行距離56,830km。車検2020年10月。修復歴なし。

中:年式2004年9月。走行距離42,427km。車検2019年9月。修復歴なし。

下:年式2011年8月。走行距離96,774km。車検2020年8月。修復歴なし。

(いずれも引用:ユーカーパック公式サイト)

一括査定.comの買取実績

一括査定.comはユーカーパック、SellCaとはちがい、“業者との交渉スタイル”の一括査定です。

いわゆる“ふつうの一括査定”です。

主な参加業者は中古車買取です。

(引用:一括査定.com公式サイト)

ist(イスト)をよりお得に売るには?

ist(イスト)は経年しても比較的値の落ちにくい車種です。

普通の車種なら、年式2000年代初頭になると廃車0円査定も珍しくありません。

しかし、istは安定して数万円台の値が付いております。

業者によっては「低年式だから」という言いがかりで、ものすごく安い値で買い取ってこようとするかもしれません。

しかし、それは相場外です。

ほかの業者にも査定を出すなどして、より良い値段の取引を導き出しましょう。

廃車よりまず中古車

どの車種でもおおむね共通なのですが、イストにもその傾向は強く見られます。

上の表でカーネクストとほかの中古車買取一括査定との売値差はどうだったでしょう。

特にカーネクストとユーカーパックは年式に近いものがあるので、比較しやすいです。

どうしても、廃車より中古車の方が値が付きやすい傾向にあります。

つまり、ダメもとでもまず中古車として出した方が、それだけの値で売れる可能性がある、ということなのです。

中古車として厳しいのは

・不動車ぐらいのボロボロ

・修理業者に「廃車に出した方がいい」と言われた

ぐらい。

こうなると、「中古車として売れないことがまったくない」とまでは言えません。

が、その手間などを考えると、私はもう「廃車からでいいのではないか」と考えます。

中古車買取業者に出すだけでも、取引に査定にと結構手間ですからね。

あるいは、中古車一括査定に出しながら、廃車買取業者も出してみる、というのもいいでしょう。

もちろん、「やってみないとわからない」で中古車買取業者から、でもいいと思います。

車を売るというのは「自分の中の納得」といかに対話するかだ、と思います。

ディーラー下取りは厳しい?

ディーラー下取りは安くなるリスクがとても高いです。

理由はとてもシンプルです。

彼らは中古車・廃車を専門で売る業者ではありません。

彼らのメインはあくまで自社の新車です。

その分、専門でやっている中古車買取業者や廃車買取業者にはどうしても販路や管理体制で劣りがちです。

実際に、「ディーラー下取りで高く売れた」と言うケースと出会うことはとても少ないです。

一見高いように見えることもあります。

が、

◆買い替えの車の割引額が安くなかったか

◆還付金はちゃんと返してくれたか

◆複数の中古車買取、または、廃車買取業者に査定を出したか

と言うところまで確認してみると、どうでしょう。

彼らはプロです。

「いかに車を安くで買い取るか」の。

損をさせても得をさせたように思わせるぐらいの手並みはなんてこともありません。

これで、数万~数十万円の差ができるのはごくごくありふれたことです。

ただし、ディーラーにもメリットはあります。

1つには、手続きをほとんど肩代わりしてくれて、とても楽ちん。

1つには、車を売ると同時に次の車を所有できるので、“車のない期間がない”。

なので、「車を売るのにあまり手間をかけたくない」人には有利です。

また、時にディーラーもほかの選択肢より高額買取してくれることもなくはありません。

なので、もし車を買い替える予定がおありなら、ぜひ選択肢の1つに残してください。

少なくとも、そこで出た額を“叩き台”にすることができます。

ただ、一応書いておきますが、これだけはやめた方がよろしいでしょう。

「ディーラーだけに当たって決めよう」

なぜなら。

1社より複数の業者に当たる

先ほどちらと書きましたが、中古車売買、いや、あらゆるものを売る時、1人の相手を売るのでは不利になります。

これを経済用語で“独占”と言います。

あくまで複数を相手にして初めて、値が動き始めます。

“自由競争”です。

車を売る時、1つの業者だけに当たり決めてしまうのは大変に危険です。

ほかに比較対象がなく、しかも、彼らは競争をしません。

買いたたきやすくなります。

これに比べて複数業者に当たると、とたんに彼らの立場が変わります。

競争して勝たなければ、利益は0です。

現実として、1社だけに当たるのと、複数の業者に当たるのとで、何万、何十万円~の差が出るのはあまりに頻繁なことなので、注意してください。

一括査定

とはいえ、自分で何社もの業者のフォームを入力するのはなかなか面倒です。

1社1社電話をかけて回るのもやっぱりそうです。

が、最近はそういう手間を一気に省くツールがさらに発展をし、ご時世もあってどんどん普及しております。

一括査定です。

今はネットが盛ん。

なので、ネット上の一括査定業者がフォームを受け付けると、ただちに選ばれた業者に「査定依頼が来ましたよ」という連絡を入れてくれます。

すると、業者らは「なら」と、顧客の電話やメールに「お車の様子をうかがいます」とかけてくれます。

または、ほかのシステムでは、一括査定業者がフォームを受け付けると、「うちのシステムはこれこれこうですよ」と懇切にサポートをしてくれます。

しかも、それぞれの一括査定には“利用者が利用しやすいように”いろんなサービスや特典を用意してくれております。

そして、最近は一括査定もますます進化を遂げております。

バラエティはどんどん豊富になり、顧客は自分のニーズに合わせやすくなっております。

ここをしっかり選べば、とても満足度の高いサービスが得られます。

ただし、合わないのを選ぶと、満足度は一気に減退します。

ここは注意しなければなりません。

とはいえ、一括査定はたくさんあります。

なので、その数ある中から、特に実績・評判・コンテンツに優れていると言える、かつ、イストに向いたものを2つ選び抜きました。

もちろん、それぞれに個性は様々です。

ご覧ください。

<カーセンサー>

「This is 一括査定」と言ってよい知名度・実績・コンテンツです。

運営主はリクルート。

利用の仕方はオーソドックスに“業者との交渉”。

フォームに入力・送信すれば、あらかじめお願いしていた各業者から「いかがでしょう」と電話・メールが来るパターンです。

こちらは明らかに

☆交渉が得意な人

に向いています。

なぜなら、彼らと“交渉”をして、あなたの裁量次第で、査定額をどんどん伸ばしていけるのです。

参加業者は1,000~です。

これはオーソドックスタイプではダントツです。

ほかの一括査定のほとんどが50~250ぐらい。

多くても600程度といったところです。

しかも、中身は、アップル、ガリバー、ビッグモーター、などのだれもが知る超大手から、地方の中小まで、実にバラエティに富んだラインナップです。

なので、かなり地方、事故車、低年式車、多走行車、などの理由で、

「一括査定なのに査定してくれる業者がほとんどない」

というリスクが減らせます。

それだけ、いろんな車に対応できる業者がいろいろとひかえてくれます。

この裾野の広さはカーセンサーならではの魅力と言えます。

↓くわしくはこちら

カーセンサー一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?

<ユーカーパック>

上の例の2番目に紹介しました。

こちらに向いているのはカーセンサーと真逆で、

☆交渉が苦手な人

です。

カーセンサーのようなオーソドックスな一括査定ではどうしても交渉は避けて通れません。

それが大きなチャンスではあるのですが、かと言って、苦手な人も多いのが現実です。

なぜなら、どうしても、業者だって必死。

そのため、場合によって「しつこい」「強引」「営業電話が多すぎる」などの不満を覚える顧客は多いです。

しかし、ユーカーパックの良いところはそういう業者との交渉をほぼ0にまでカットしてしまったところ。

なぜなら、こちらは“交渉”で値段を決めるのではありません。

オークションです。

そして、仲介のユーカーパックが、わからないことや、こまったことをいろいろと無料でサポートしてくれます。

さらに、大事なのは査定額です。

いかに業者との交渉がほぼ無いからと言って、こちらが安ければ意味がありません。

が、上の結果はどうだったでしょうか。

一応繰り返しますが、あのデータは各社公平を期するために最新から順番通りに載せております。

実はユーカーパック、参加業者の数が並外れております。

8,000~です。

国内最多規模です。

それがユーカーパックの高額査定の強みです。

↓くわしくはこちら

ユーカーパックのメリット・デメリットは?評判・口コミは?

廃車買取業者

・不動車ぐらいのボロボロ

・修理業者に「廃車に出した方がいい」と言われた

・中古車として“良い買い手”が付かなかった

場合、いよいよ有効な選択肢となってくるのが廃車買取業者です。

とはいえ、廃車買取業者もたくさんあります。

↓その中で、私が紹介するのはこれらの業者です。

カーネクスト

カーネクスト以外の廃車買取業者

これらはいずれも数ある業者の中でも実績・評判に優れております。

そして、こういったサービスももれなく全部付けてくれております。

☆レッカー代無料

☆手続き無料代行

廃車は中古車を売るのとは勝手が少し違います。

たとえば、不動車の場合はレッカーが絶対に必要です。

また、手続きについても、抹消登録をやらなければいけなかったり、車のナンバーを持っていかなければならなかったり、廃車証明というのもあったりします。

その上、残ローンがあったり、還付金があったり、住所変更・氏名変更・相続などがからむとやっかいです。

それぞれ自分でやるには手間やお金がかかります。

レッカーは最低でも1万円ぐらい。

遠いとさらにかさんでいきます。

手続きは陸運支局は平日昼間しかやってません。

ほかにローン会社や保険会社とも接触を持たねばならないことはよくあります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする