優雅なたたずまい。
そして、静粛な走り。
トヨタブランド最高峰セダン・セルシオ。
「そんなセルシオを廃車に」と考えるなら、どこに売るのがよりお得なのでしょうか。
あなたの選ぶ売り先によって何十万円~の損得差が発生しかねません。
セルシオの売却相場
まず、相場をおさえておくと、業者との交渉などがやりやすくなります。
※各社買取実績は公平を期するため、いずれも最新のものから順番に抜粋しました。
カーネクストの買取実績
カーネクストは廃車買取業者の中で知名度・規模はトップクラスです。
その買取実績とはどんなものなのでしょう。
まず、相場をおさえておくと、業者との交渉などがやりやすくなります。
↑年式2001。走行距離150,000km。還付金あり。
↑年式1999。走行距離97,000km。還付金あり。
↑年式1997。走行距離190,000km。還付金あり。
↑年式2001。走行距離202,000km。還付金あり。
↑年式1995。走行距離110,000km。還付金なし。自走不可。
(いずれも引用:カーネクスト公式サイト)
ユーカーパックの買取実績
ユーカーパックは今人気急上昇中の一括査定です。
主な参加業者は中古車買取です。
↑上:年式2004年6月。走行距離95,604km。車検2020年9月。修復歴なし。
中:年式2003年8月。走行距離135,697km。車検2020年9月。修復歴あり。
下:年式2004年9月。121,215km。車検2020年11月。修復歴なし。
↑上:年式2001年1月。走行距離118,951km。車検2020年3月。修復歴なし。
中:年式2001年4月。走行距離91,946km。車検2020年4月。修復歴なし。
下:年式2004年2月。走行距離107,561km。車検2021年2月。修復歴なし。
(いずれも引用:ユーカーパック公式サイト)
中古車の場合、自動車税と自賠責の還付金があります。
また、上の例ではそれぞれに車検まで結構残っているものがあります。
そちらを差っ引いた分まで考えると、「カーネクストの方が上ではないか?」というものもちらほらと見られます。
SellCa(セルカ)の買取実績
SellCa(セルカ)はユーカーパックと同じ“オークション・スタイル”の一括査定です。
主な参加業者は中古車買取です。
↑上:年式2003。走行距離206,110km。修復歴なし。入札数1件。
下:年式2004。走行距離150,697km。修復歴なし。入札数12件。
↑年式2004。走行距離100,786km。修復歴なし。入札数16件。
↑年式2006。走行距離169,838km。修復歴なし。入札数11件。
↑年式2001。走行距離145,923km。修復歴なし。入札数11件。
(いずれも引用:SellCa公式サイト)
一括査定.comの買取実績
一括査定.comはユーカーパック、SellCaとはちがい、“業者との交渉スタイル”の一括査定です。
いわゆる“ふつうの一括査定”です。
主な参加業者は中古車買取です。
(引用:一括査定.com公式サイトより)
セルシオをよりお得に売るなら?
上の買取実績において、ユーカーパックとSellCaが低調気味です。
半年前にもデータを出しましたが、その傾向は堅持されたままです。
両方とも最近はやりの“オークション型”の一括査定です。
それより、廃車ならカーネクスト、中古車なら一括査定.com、の方が堅調です。
カーネクストの嬉しいところはどんな低年式車でも多走行車でも自走不可でも、ちゃんと買い取ってくれやすいところです。
◆不動車ぐらいのボロボロ
◆修理業者に「廃車に出した方がいい」と言われた
ぐらいでなければ、
「まずは“オークション型”以外で中古車市場に当たり、ダメなら廃車買取に回す」
と、高額査定のチャンスが広がるでしょう。
実際に「廃車買い取りではほぼ0円査定だったのが、中古車買取業者なら十何万円の値が付いた」
などという話はたくさん聞きます。
上の例でも、年式が近くても何万、何十万円の差額が出る可能性を表しております。
ディーラー下取りは厳しい?
中古車・廃車を売る場合、ディーラー下取りは現実として安くなりやすいです。
なぜなら、彼らのセールスのメインは自社の新車です。
その分、中古車・廃車専門で販路や管理体制を構築している中古車買取業者・廃車買取業者に比べ査定額は弱くなりやすいです。
現実として、「ディーラー下取りで高く売れた」というケースには滅多に出会うことはありません。
もちろん、一見高かったケースはちらほらあります。
ただ、彼らは車を安くで買い取るプロです。
◆代替で買う車の価格が高くないか
◆還付金はちゃんと返してくれたか
◆複数の中古車買取業者の査定額と比べてどうなのか
と言ったことまできっちり吟味しなくてはななりません。
ただし、ディーラーにもメリットはあります。
1つには、手続きをほとんど肩代わりしてくれて、とても楽ちん。
1つには、車を売ると同時に次の車を所有できるので、“車のない期間がない”。
なので、「車を売るのにあまり手間をかけたくない」人には有利です。
また、時にディーラーもほかの選択肢より高額買取してくれることもなくはありません。
なので、もし車を買い替える予定がおありなら、ぜひ選択肢の1つに残してください。
少なくとも、そこで出た額を“叩き台”にすることができます。
ただ、一応書いておきますが、これだけはやめた方がよろしいでしょう。
「ディーラーだけに当たって決めよう」
なぜなら。
当たる業者は1つより複数
車買取業者に売るなら、1社だけに出して決めてしまうのは大変リスキーです。
あなたはほかの業者の査定額がわかりません。
そして、業者とすれば、ほかと競争する必要がありません。
業者側の圧倒的優位となってしまいます。
買いたたかれやすいです。
こうなると現実として何万、何十万円の損失となってしまいがち。
複数業者に当たると、おのずと状況が変わります。
こちらには手札がいろいろと増えますし、業者は「買い取るには嫌が応にもよそに勝つ」必要が出てきます。
一括査定
とはいえ、自分で複数業者に当たるのはめんどうなものです。
1社ごとに入力フォームに記入したり、電話をかけて回ったり。
ただ幸いにも、今はこれにてき面なサービスが発達・普及してくれております。
一括査定です。
楽です。
一度フォームに入力すれば、
☆あちら(業者)からこぞって連絡を取ってくれたり。
あるいは、
☆一括査定業者が仲介サポートに乗り出してくれたり。
また、一括査定はそれぞれに“利用者が利用しやすいように”いろんなサービスや特典を工夫してくれております。
これらを使うと、より快適に業者を探しやすくなり、また、取引を済ましやすくなります。
最近ではそんな一括査定も数、バラエティはいよいよ豊富となってきております。
そのため、あなたや愛車に適した一括査定は選びやすい環境となってきております。
よりよいものを選べば、より満足度は高まり、合わないものを選ぶとそれは一気に減退します。
こちらでは実績・評判・コンテンツに優れ、セルシオに合った、個性のちがう一括査定を4つ紹介します。
<カーセンサー>
運営主はリクルートです。
一括査定では一番の知名度を誇っております。
参加業者数は1,000~。
その中身はガリバー、アップル、ビッグモーターなどの大手から地元の中小まで、実にバラエティ豊富な面々。
それだけ、高額査定には非常に強く、低年式、高年式、事故車、地方、都市、いろんなニーズに対応できる懐の深さも魅力です。
こちらの忘れてはいけない特徴が“業者との交渉”スタイル。
あなたの裁量次第で、査定額をいよいよ上に引き上げられる伸びしろ。
☆交渉が得意な人
には特に向いている一括査定です。
また、カーセンサーは「査定に出す業者を選択」できます。
そして、電話でなくメールのみで交渉もできます。
「業者との交渉がしんどい」「抵抗がある」なら、そういったサービスを使うと、よりなじみやすくなるでしょう。
↓くわしくはこちら
カーセンサー一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?
<一括査定.com>
上の例でもそうですが、セルシオの買取実績に非常に堅調なものがあります。
こちらも“業者との交渉スタイル”
☆交渉が得意な人
に向いています。
そして、こちらのカーセンサーとの大きな違いはその運営主。
JADRI(日本自動車流通研究所)と言う機関です。
こちらは多くの中古車買取業者や一括査定業者などが「より健全な中古車市場を守っていくこと」を目指し、共同して運営しております。
そのため、モラルに対する安心感が評判です。
特に、車の売買で起こりがちな重大消費者トラブルが二重査定です。
業者が一度査定を出した後になって「重大な傷が見つかった」「故障が見つかった」などと言って元の査定額を下げてしまうのです。
こうなると、こちらは素人、あちらはプロ。
係争となるとなかなか大変です。
法律の専門家にいろいろ聞いて回ったり、あちらとの緊迫したやりとり、など、大変な手間と心労・・
勝っても失うものは多いです。
その点、「二重査定に特に厳しくのぞむ」としているのがJADRIです。
↓くわしくはこちら
<ユーカーパック・SellCa(セルカ)>
こちら2つは
☆上2つのような“業者との交渉スタイル”がどうしても苦手だ。
と言う人には心やすい方式を取っております。
というのは、こちら2つは“オークション・スタイル”です。
“業者との交渉”はほぼ0。
そして、仲介のユーカーパックが、わからないことや、こまったことをいろいろと無料でサポートしてくれます。
ただ、気がかりなのは上の例などで見るかぎり“セルシオの買取実績がいまいち”なこと。
なので、こちらは「どうしても業者との交渉を避けたい」人にかぎる、と言ったところでしょう。
両社のサービスの中身は他もよく似ております。
大きな違いはユーカーパックが成約手数料無料、SellCaが成約手数料10,000円。
その替わりSellCaはユーカーパック以上の査定額を出すことが少なくない、ということです。
↓くわしくはこちら
SellCa(セルカ)一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?
業者との交渉をカットして車を売るなら、こういうサービスもあります。
↓こちらは「車を売り渡すまでの時間に余裕がある人」向けです。
ガリバーフリマのメリット・デメリット、口コミ・評判ってどう?
廃車に出すなら
廃車に出す場合、手ごろな選択肢となるのが廃車買取業者です。
解体業者、もあるのですが、解体業者の場合、
◆レッカー代有料
◆手続き代行をしてくれない。または、有料。
と言った場合が多く見られます。
これらは廃車をする場合にとても大事になります。
なぜなら、車が不動車の場合はレッカーが不可欠。
また、不動車でなくても“持ち込み”は面倒。
こういう業者は郊外にある場合が多く、“帰り”が結構手間。
そして、レッカー代はレッカー業者にお願いして最低1万円~です。
遠くなればなるほどより高くなります。
一方で、廃車にはいろんな手続きが付いて回ります。
抹消登録、名義変更、還付金処理・・
平日昼間しか開いていない陸運支局にみずから赴かねばばならないだけでなく、場合によってはローン会社、ディーラー、保険会社などとも接触しなければなりません。
かと言って、法律代行業者に頼むと抹消登録だけでも3千円~します。
その上、いろいろからむとどうしても費用はかさみます。
ただ、以下で紹介する廃車買取業者はこれらをしっかりクリアしてくれています。
☆レッカー代無料
☆手続き代行無料
もちろん、それだけではありません。
それぞれに独自の国内外の販路を持ち、また管理体制のもと、高額査定・顧客対応にはなみなみならぬものがあります。
ただ、業者には得手不得手はつきものです。
↓より得をしたい、損をしたくない、のなら、1つより複数業者に当たった方がより確実でしょう。