「クラウンを廃車」を考えているなら、どこに売るとよりお得?

初代(1955~)以来、日本の高級車のシンボルとしてあり続けるトヨタの名車クラウン

そんな「クラウンを廃車に」と考える時、どこの業者に売りに出すのがよりお得なのでしょうか。

あなたの選ぶ売り先によって何万、何十万円~の損得差が発生しかねません。

トヨタ・クラウン売却の相場

まず、相場をおさえておくと、業者との交渉などがやりやすくなります。

なお、ここで紹介する各社の実績については公平を期するため、いずれも最新から順番に抜粋しております。

廃車買取カーネクストの買取実績

カーネクストは廃車買取を代表する業者の1つです。

↑年式1995。走行距離190,000km。還付金あり。

↑年式2001。走行距離106,000km。還付金あり。

↑年式2002。走行距離169,000km。還付金なし。

↑年式1995。走行距離205,000km。還付金なし。

↑年式2001。走行距離不明。還付金なし。

(いずれも引用:カーネクスト公式サイト)

カーネクストはかなりの低年式車・多走行車だけでなく、不動車、事故車、鍵なし、車検切れなど、いろんな車を最低0円以上で買い取った実績を豊富に持っております。

一括査定ユーカーパックの買取実績

↑上:年式2005年2月。走行距離73,284km。車検2020年2月。修復歴なし。

中:年式2005年12月。走行距離47,949km。車検2020年12月。修復歴なし。

下:年式2006年9月。走行距離122,025km。車検2019年9月。修復歴あり。

↑上:年式2006年4月。走行距離106,458km。車検2019年9月。修復歴あり。

中:年式2016年1月。走行距離12,352km。車検2021年1月。修復歴なし。

下:年式2007年2月。走行距離167,504km。車検2020年2月。修復歴なし。

(いずれも引用:ユーカーパック公式サイト)

ユーカーパックはほかにも年式2002、走行距離101,915km、車検なし、修復歴ありのクラウンロイヤルサルーン・プレミアムを3万円(2019年3月)で買い取った実績もあります。

一括査定SellCa(セルカ)の買取実績

(引用:SellCa公式サイト)

一括査定.comの買取実績

(引用:一括査定.com公式サイト)

クラウンをよりお得に売るには

・不動車ぐらいのボロボロ

・修理業者に「廃車に出した方がいい」と言われた

ぐらいでないかぎりは“廃車より中古車買取業者に出してみた方がよい」でしょう。

これは他車でもいえることなのです。

が、多少の低年式車や多走行車、修復歴のある車、でも中古車として売れる場合が結構あります。

そして、その場合、廃車より“良い値”が付く場合が非常に多い。

それは上の例でも見ていただいた通りです。

なので、ダメ元でもやってみて、本当に“良い買い手が付かなかった”場合はじめて、廃車に回しても遅くないのではないでしょうか。

また、かなりの低年式車の場合、

上の例でも年式2005より前になってくると、中古車業者の買取件数はいよいよ減ってきます。

また、この辺まで来ると特に、中古車業者に出したからと言って、廃車買取業者より良い値を提示してくれるとは限らなくなってきます。

こういう場合は、中古車買取業者と廃車買取業者の併用をすると、より安心・確実な取引ができるでしょう。

ディーラー下取りは損をしやすい

車を売る場合、“ディーラー下取り”というのは身近な選択肢になりやすいです。

が、損をする場合がとても多いです。

なぜなら、彼らの売る本筋は自社の新車。

当然、中古車・廃車の販路は専門業者より弱くなります。

買取値もやはり低くなりがちです。

ただし、ディーラーにもメリットはあります。

1つには、手続きをほとんど肩代わりしてくれて、とても楽ちん。

1つには、車を売ると同時に次の車を所有できるので、“車のない期間がない”。

なので、「車を売るのにあまり手間をかけたくない」人には有利です。

また、時にディーラーもほかの選択肢より高額買取してくれることもなくはありません。

なので、もし車を買い替える予定がおありなら、ぜひ選択肢の1つに残してください。

少なくとも、そこで出た額を“叩き台”にすることができます。

ただ、一応書いておきますが、これだけはやめた方がよろしいでしょう。

「ディーラーだけに当たって決めよう」

なぜなら。

中古車買取

中古車を高く買い取ってくれやすいのはやはり中古車買取業者です。

なぜなら、彼らは中古車専門の販路や管理体制を構築しております。

実績はやはり高いです。

ただ、たんに中古車買取業者に出せば、高く売れるわけではありません。

つまり、1社だけに託してはいけません。

査定を出す時は複数業者に

なぜなら、こちら顧客側にほかに選択肢が無くなる、そして、業者側としては競争相手が無くなってしまうのです。

車売買はその辺が結構シビアな業界です。

もし、知らずに取引してしまうと、彼らは何万も何十万も買いたたいてくるのが普通です。

一括査定

今は複数の車買取業者に査定を出せるとても便利なサービスがあります。

一括査定です。

一度フォームに入力すると、

◆複数の業者からメールや電話で極力早く連絡を取ろうとしてくれたり

◆一括査定業者が仲介のサービスに乗り出してくれたり

します。

こうして複数の業者からまとめて査定が出せますので、

◎ディーラー下取り

◎車買取業者1社のみに査定を託す

場合より、何万~何十万円上の査定を生々しく出してくれる、というのはあまりによくあることです。

さらに、一括査定の良いところは、それぞれに“利用者が利用しやすいように”いろんなサービスや特典を付けてくれます。

しかも、最近は一括査定の数もバラエティも充実してきております。

そのため、あなたに合ったサービスを選びやすいのです。

ただし、その分あなたに合わないものを選ぶと、満足度は激減してしまうので注意してください。

では、どこの一括査定が利用しやすいのでしょうか。

それぞれどのような特性を持っているのでしょうか。

数多い一括査定の中から、特に評判で、実績が高く、コンテンツが充実しているものを下に4つ紹介します。

<カーセンサー>

☆取引が得意な人

にはかなり向いているサービスです。

なぜなら、こちらのスタイルは“業者との交渉”がメイン。

実際にあちらからアクセスをしてくる業者らと“交渉”によって練り合わせていきます。

しかも、ここはその数と質に非常に目をみはるものがあります。

参加業者は1,000~。

この数は“交渉スタイル”の一括査定の中では群を抜いております。

ほかの一括査定に参加業者600社ほどをひとつだけ知ってますが、さらにそのほかは軒並み50~250ほど。

そして、カーセンサー参加業者はガリバーやアップルなどの超メジャーから地方の中小まで、それは様々な個性を持った業者がひしめき合っております。

そのため、

・地方であっても

・かなりの低年式車、多走行車であっても

・事故車であっても

くみあげやすい懐の広さがあります。

↓くわしくはこちら

カーセンサー一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?

<一括査定.com>

上の例でも紹介しました。

ここはカーセンサーと同じ“交渉スタイル”です。

なので、

☆交渉が得意な人

に向いています。

そして、カーセンサーとの大きな違いはその運営主です。

カーセンサーはリクルート。

超大手ですが、1企業です。

一括査定.comはJADRI(自動車流通研究所)。

「中古車売買業界のより健全性」を目指して、たくさんの業界業者で共同運営している組織です。

そのため、消費者トラブルに対しては一定の歯止め効果が期待されます。

また特に重大な消費者トラブルである二重査定には特に厳しく当たることを公表しております。

車の売買における消費者トラブルはわりと発生しやすいです。

しかも、取り扱う額は大きくなりがち。

“より安全・安心”な取引を目指すなら、有力な候補になりえます。

※最近の一括査定.comは“高年式の車”ばかりの実績を載せております。これが何を意味しているのか正確にまではわかりませんが。

<ユーカーパック>

こちらは上2つと打って変わって

☆取引が苦手

な人に向いてます。

というのも、こちらは“オークション・スタイル”。

つまり、業者との取引がほぼありません。

なので、中古車売買でありがちな、“業者によるしつこい営業”“一斉の大量電話”のリスクはほぼ0になります。

そして、仲介のユーカーパックが、わからないことや、こまったことをいろいろと無料でサポートしてくれます。

ただそこで心配になってくるのが査定額。

でも、ユーカーパックにはほかの一括査定にはない大変な強みがあります。

参加業者数が8,000~。

日本最多規模です。

なので、高額査定も出しやすい

また上の例でも見たとおり、クラウンに関して、ユーカーパックは

・低年式車
・高年式車
・多走行車
・少走行車
・修復歴あり
・修復歴なし

幅広く受け入れてくれる傾向を示してくれております。

↓くわしくはこちら

ユーカーパックのメリット・デメリットは?評判・口コミは?

<SellCa(セルカ)>

こちらもユーカーパックと同じ“オークションスタイル”です。

なので、

☆取引が苦手

☆業者による“しつこい営業”“一斉の大量電話”に抵抗がある

人に向いています。

こちらが、ユーカーパックと違うのは成約手数料が10,000円(※)かかります。

ユーカーパックは無料です。

ただその一方で、SellCaでは参加業者の負担が減ります。

その分もあってでしょう。

上の例で見た通り、ユーカーパックを上回る査定を出すことは少なくありません。

なお、こちらもクラウンに関して、幅広い対応が目立ちます。

↓くわしくはこちら

SellCa(セルカ)一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?

廃車買取業者

廃車に出す場合、有効な選択肢として残りうるのは以下おもに2つです。

・解体業者

・廃車買取業者

ただ、解体業者に関してはこちらを注意しましょう。

◆レッカー代は払ってくれるか:レッカー代はふつうのレッカー業者に頼むと最低約1万円~となります。遠くなるほど高くなります。

◆手続き代行をしてくれるか、その分の費用は掛からないか:廃車は抹消登録や還付金、名義変更などいろんな手続きが発生しがちです。中古車の場合ともまた違います。法律の専門業者に頼むと3千~数万円の費用になります。

表向きの買取額からこれらが差し引かれ、損をするケースは多いです。

解体業者には相談する価値はあります。

が、こちらの期待に応えてくれる業者と言うのは、決して多くはありません。

それに比べると、廃車買取業者と言うのは手間とお金、トータルでかなり確率の良い選択となります。

その中でも特に評判・実績・コンテンツに優れた業者を以下に紹介します。

いずれも、

◎レッカー代無料

◎手続き無料代行

を両方きっちり保証してくれます。

↓こちらもより損をしないなら、複数業者に当たった方が確実です。

カーネクスト

廃車買取各社紹介

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