スポーティな走りと高い居住性を兼ね備えたトヨタのミニバン・ウィッシュ。
そんな「ウィッシュを廃車に」と考える場合、どこに売るのがよりお得なのでしょうか。
あなたの選ぶ売り先によって何万、何十万円~の損得差が発生しかねません。
トヨタ・ウィッシュ売却の相場
まず、相場をおさえておくと、業者との交渉などがやりやすくなります。
廃車買取カーネクストの買取実績
カーネクストは廃車買取を代表する業者のひとつです。
↑年式2005。走行距離160,000km。還付金あり。
↑年式2003。走行距離98,000km。還付金あり。
↑年式不明。走行距離240,000km。還付金なし。
↑年式2003。走行距離157,000km。還付金なし。
↑年式2004。走行距離120,000km。還付金なし。
↑年式2009。走行距離110,000km。還付金なし。
(いずれも引用:カーネクスト公式サイト)
ほかにも年式00年代初頭、走行距離100,000km~で3万~6万円台の買取価格が目立ちます。
「還付金あり」のものはこれに自動車税・重量税・自賠責の還付金が上乗せされます。
一括査定ユーカーパックの買取実績
↑上:年式2005年10月。走行距離50,015km。車検なし。修復歴なし。
中:年式2006年7月。走行距離105,523km。車検なし。修復歴あり。
下:年式2009年6月。走行距離22,448km。車検2020年6月。修復歴なし。
↑上:年式2010年11月。走行距離117,285km。車検2019年11月。修復歴なし。
中:年式2009年5月。走行距離159,842km。車検2020年5月。修復歴なし。
下:年式2007年2月。走行距離58,182km。車検2020年2月。修復歴あり。
(いずれも引用:ユーカーパック公式サイトより)
ユーカーパックでは00年代の低年式車の実績が目立ちます。
一番上のように明らかに「カーネクストより上」の場合もあれば、「カーネクストの方が上かもしれない」と見える例も結構目立ちます。
他車なら、中古車買取が廃車買取を凌駕しがちです。
一括査定.comの買取実績
(引用:一括査定.com公式サイトより)
トヨタ・ウィッシュをよりお得に売るなら
高年式車の場合、まずは中古車市場に出した方が得をする可能性が高いです。
・不動車ぐらいのボロボロ
・修理業者に「廃車に出した方がいい」と言われている車
でないかぎり、ダメもとで出し、それから廃車市場に回しても遅くはないのではないでしょうか。
一方2009年を下回る低年式車になると、廃車買取のカーネクストがなかなかに健闘しております。
ふつうなら「(よほどボロボロの車でないかぎり)まず中古車として出してから、ダメな場合に廃車」がセオリーです。
が、ウィッシュの場合、両方に査定を出す、というのも良い選択だと思います。
“より確実に、良い査定額をものにしやすい”でしょう。
ディーラー下取りは厳しい
中古車としてにしろ、廃車としてにしろ、ディーラー下取りは損をしやすいです。
なぜなら、彼らのセールスの本筋とはどういう車でしょう。
自社の新車です。
なので、どうしても中古車には良い値を付けづらいです。
実際に、「ディーラーの下取りに出して得をした」というケースに滅多に出会いません。
「得をした」と見えても、それは「ほかにきっちり得の出来る手順」を踏んでいなかった場合がほとんどです。
車の状態によって何万~何十万円の差額が出てしまいます。
ただし、ディーラーにもメリットはあります。
1つには、手続きをほとんど肩代わりしてくれて、とても楽ちん。
1つには、車を売ると同時に次の車を所有できるので、“車のない期間がない”。
なので、「車を売るのにあまり手間をかけたくない」人には有利です。
また、時にディーラーもほかの選択肢より高額買取してくれることもなくはありません。
なので、もし車を買い替える予定がおありなら、ぜひ選択肢の1つに残してください。
少なくとも、そこで出た額を“叩き台”にすることができます。
ただ、一応書いておきますが、これだけはやめた方がよろしいでしょう。
「ディーラーだけに当たって決めよう」
なぜなら。
中古車として売るなら中古車買取業者
中古車をより高い値で買い取ってくれやすいのはどういう業者でしょう。
すなわち、その中古車の強い販路を持っている業者です。
つまり、中古車買取業者です。
ただ、売り先を中古車買取業者1社だけにしぼって決めるのは危険です。
他社との比較対象がなく、また、彼らの競争を掻き立てることができません。
つまり、買いたたかれやすくなります。
こうなると、何万~何十万円というお金を平然と損してしまいがちです。
特に“市場原理の露骨”な車買取市場ではそういった損得はより鮮明となりがち。
車を高く売れている人ほぼ全員に当てはまる点は“複数の車買取業者”に当たっていることです。
一括査定
とはいえ、複数の業者1社1社のフォームを入力・送信したり、電話で当たっていくのは手間です。
が、幸いにもちょうどよい便利なツールがあります。
一括査定です。
一括査定の入力フォームに一度入力して送信すれば、
◆複数の業者から査定依頼の電話が一斉にかかってきたり
◆一括査定業者が仲介サポートの労を申し出てくれたり
しかも、それぞれの一括査定で“利用者が利用しやすいように”さまざまなサービスや特典を用意しております。
最近は一括査定もバリエーションが実に豊富です。
なので、顧客それぞれによって合う一括査定も選びやすくなっております。
ただその分、自分に合わない一括査定を選ぶと満足度も激減です。
こちらではたくさんある一括査定の中から評判・実績・コンテンツに優れ、ウィッシュ向きのものを3つ選びぬきました。
こちらです。
<カーセンサー>
運営主リクルート。
一括査定では一番の知名度を誇ります。
参加業者は1,000~。
ガリバー、アップル、ビッグモーターといった名の知れた大手は全部と言っていいぐらい参入しております。
そして、地元に様々な強みを持った中小業者もかなりたくさん。
なので、僻地だからと言って対応業者が1社か2社・・
というリスクがとても少ないです。
しかも、低年式車、高年式車、事故車などなど、いろんな車の状態への広く強い対応力。
そして何と言っても複数の業者との直接交渉。
自分の裁量でより高額査定を目指せます。
☆交渉の得意な人
にはとても向いております。
↓くわしくはこちら
カーセンサー一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?
<ユーカーパック>
こちらはカーセンサーと違ってオークション方式です。
なので、業者との直接交渉はまったくありません。
そして、仲介のユーカーパックが、わからないことや、こまったことをいろいろと無料でサポートしてくれます。
とはいえ、こちらの参入業者は圧巻の8,000~。
国内最多規模です。
なので、直接交渉失くしても高額査定の実現力は高いです。
向いている人は
☆交渉が苦手な人
☆業者による“しつこい営業”“一斉に大量にかかってくる営業電話”に抵抗の強い人
ウィッシュに関しては低年式車・多走行車での実績が目立ちます。
↓くわしくはこちら
<一括査定.com>
運営主はJADRI(自動車流通研究所)。
中古車売買における消費者トラブルに対応してくれる機関です。
特によく起こる重大消費者トラブルである「二重査定に対して厳しい」と評判です。
またこちらはカーセンサーと同じ、複数の業者と交渉をしていくスタイル。
☆交渉の得意な人
には向いています。
ただ、参加業者が70社余りのため、「とにかく高額査定」を目指すならカーセンサーには見劣りがちです。
↓くわしくはこちら
廃車買取業者は?
廃車買取業者は中古車買取業者と領分がちがいます。
やはり廃車に特化した販路。
とはいえ、上の例でみたように中古車買取と廃車買取の価格があいまいな場合も少なくないため、両者併用するとより損をしにくいです。
また、
・不動車ぐらいボロボロな車
・修理業者に「廃車にした方がいい」と言われた車
・中古車市場で“良い買い手”の付かなかった車
でも、ほぼ全部の車を最低0円以上買取をきっちり成し遂げてくれます。
それが事故車でも水没車でも炎上車でも車検切れでも車検証なしでも不動車でもです。
しかも、下で紹介する業者なら
☆レッカー代無料(不動車でもそうでなくても“持ち込み”をしなくて済みます。こういった業者の店舗は郊外によくありがち。そういった労や費用を考える必要が無くなります。レッカー代はふつうの専門業者に頼むと1万円~します)
☆手続き無料代行(廃車には抹消登録、還付金、ローン、相続などいろんな複雑な手続きがからむ場合が多いです。そういったほとんどを無料代行してくれます)
という廃車ではとても助かるサービスをきっちりと付けてくれております。
↓実績・評判・コンテンツに優れた廃車買取業者はこちらです