「セレナを廃車に」と考えているなら、よりお得な売却先はどこ?

日産の代表的ミニバン、セレナ

ファミリーカーとしてとても使い勝手が良く、1991年の発売以来、5代。

さまざまなモデルチェンジを経つつ、長きにわたって親しまれ続けております。

最近はスポーティなデザインのハイウェイスター・グレードが特に人気。

そんな「セレナを廃車」を考えた時に、「どこに売りに出すのがお得か」を紹介します。

セレナの売却相場

まず、相場をおさえておくと、業者との交渉などがやりやすくなります。

では、先に廃車の場合。

廃車買取業者の大手カーネクストでの実績から見てみましょう。

廃車買取カーネクストの実績

↑年式2007。走行距離160,000km。還付金あり。

↑年式2002。走行距離95,563km。還付金あり。

↑年式2006。走行距離150,000km。還付金あり。

↑年式2008。走行距離230,000km。還付金あり。

(いずれも引用:カーネクスト公式サイトより)

次に、参考までに中古車ではどのような相場なのでしょう。

以下3つの代表的一括査定の実績を見てみましょう。

一括査定ユーカーパック

↑上:年式2012年10月。走行距離30,148km。車検2019年10月。修復歴なし。

中:年式2011年8月。走行距離65,078km。車検2020年8月。修復歴-。

下:年式2011年11月。走行距離90,479km。車検2020年11月。修復歴あり。

↑上:2017年4月。走行距離17,795km。車検2020年4月。修復歴なし。

中:2015年9月。走行距離13,904km。車検2020年9月。修復歴なし。

下:2011年11月。走行距離77,714km。車検2020年11月。修復歴あり。

(いずれも引用ユーカーパック公式サイトより)

一括査定SellCa(セルカ)

(引用:SellCa公式サイトより)

一括査定.com

※一括査定.com公式サイトにおける買取額は還付金込みです。

(引用:一括査定.com公式サイト)

セレナに関しては3社の査定は非常に拮抗しております。

セレナを売りに出すなら?

上記を見てきていかがだったでしょうか。

もちろんこれはすべての廃車買取業者と一括査定を例示したわけではありません。

しかし、おおむねにはこういった傾向です。

当然ではありますが、同じ売るなら「廃車より中古車としての方が値が付きやすい」です。

また、「うちの車はボロボロだ。もう廃車に出すしかない」と思っていても、実際「中古車として思わぬ値が付いた」というのはとても多いのです。

特に低年式車・多走行車はちゃんと会うところを見つけ出すと、中古車としてしっかり値が付けられることは多いです。

なので、不動車ぐらいのボロボロや、修理業者に「廃車に出した方がいい」と言われた事故車や水没車でない限りは、まず中古車として出した方がウンと得をしやすいです。

かりに“良い買い手”が付かなくても、そこから“廃車に出して”遅くはないことはありませんか。

では、中古車として出すならどこがお得でしょう。

ディーラー下取りは損をしやすい

まず身近に思いつきやすいのがディーラー下取りです。

しかし、こちらは損をする場合がほとんどです。

あまりお勧めの出来る選択肢ではありません。

なぜでしょう。

つまり、彼らの本来売るものとは何でしょうか。

自社の新車です。

そのため、状態のあまりよくない車を高い値で買い取る動機がありません。

そもそも彼らにはそういった車を売る専門の販路には暗いです。

どうしたって高くはなりません。

しかも、「廃車かどうか」と言う車に対しては、手続き代行費用・レッカー代・その他手数料で20,000~70,000円ほどお金がかかってしまう場合が多いです。

かりにその分値引きしてくれたとしても、肝心の買い替え車の値段が吊り上げられたまま、というケースがあります。

これでは意味がありません。

実際のところ、ディーラー下取りで“実質的に”得をしたという口コミは滅多に見ません。

“得をすべきところ”に売りに出せば、ディーラー下取りより平気で何万、何十万円~と得をしやすくなります。

ただし、ディーラーにもメリットはあります。

1つには、手続きをほとんど肩代わりしてくれて、とても楽ちん。

1つには、車を売ると同時に次の車を所有できるので、“車のない期間がない”。

なので、「車を売るのにあまり手間をかけたくない」人には有利です。

また、時にディーラーもほかの選択肢より高額買取してくれることもなくはありません。

なので、もし車を買い替える予定がおありなら、ぜひ選択肢の1つに残してください。

少なくとも、そこで出た額を“叩き台”にすることができます。

ただ、一応書いておきますが、これだけはやめた方がよろしいでしょう。

「ディーラーだけに当たって決めよう」

なぜなら。

一括査定

中古車を買い取ってもらうなら、やはり専門の業者、つまり“中古車買取業者”に売りに出すのが断然に得をしやすいです。

ただ、これは注意してください。

車を売る時の原則です。

“複数の業者に見てもらう”

なぜでしょうか。

理由は単純です。

その方がたくさんの業者の査定相場を知ることができ、彼らを競争させ、より高い値・良いサービスで売れやすくなるのです。

1社のみは非常に危険です。

買いたたかれるリスクがとても高まります。

こういう場合、ディーラー下取り額をも下回ることすらごく当たり前にあります。

“ちゃんと売らない”場合に比べて何万、何十万円~損するかわかりません。

逆を言えば、車を売って得をしている人に共通していることは“複数の業者にちゃんと見てもらってます”。

では、複数の業者に査定を出す場合、大変に便利なツールがあります。

一括査定です。

一度に複数の業者に連絡が取れるようになるサービスです。

複数の業者にいちいちフォーム入力をする手間が省けます。

しかも、それぞれの一括査定にはそれぞれに利用者が利用しやすいサービスをいろいろと付けてくれております。

なので、使い勝手がとても良いです。

その人気が広がり、浸透してゆくのも当然のことです。

しかも、近年は各一括査定業者のバラエティが豊富になり、顧客一人一人の個性に合ったサービスを選びやすくなっております。

逆を言うと、あなたが自分のニーズに合った一括査定や業者を選ばないと、あなた自身の満足度があまりのびない、かえって不快な思いすらする、ということです。

ではセレナの場合、どういった一括査定が合っているのでしょうか。

たくさんある一括査定の中から特に評判・実績・コンテンツに優れるタイプの異なるものを3つ紹介します。

<カーセンサー>

ここは一括査定の中でも特に知名度が高く、そのコンテンツから言っても、まず外すことはできません。

特に向いているのは

☆取引が得意

☆高額査定が特に大事

と言う人です。

運営主:リクルート。

参加業者1,000~。

ガリバー、アップル、ビッグモーターといった大手がたくさん参入しております。

そして、地元の中小もかなりバラエティは豊かです。

その中から最大30社まで査定申し込み可能。

そのため、かなりの地方でも、過走行車でも、低年式車でも、事故車でも、受け皿は“広く深い”です。

車買取業者と直接交渉できるため、あなたの裁量で売却額を縦横に伸ばしていきやすいです。

逆を言えば、

☆取引の苦手な人

☆車買取業者との取引や彼らから一斉にかかってくる“電話の嵐(たくさんの業者に査定を出すとものすごい量の電話がかかってきます)”に抵抗がある人

には辛いものになるリスクがあります。

↓くわしくはこちら

カーセンサー一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?

<ユーカーパック>

上で紹介した一括査定のうちの1つです。

こちらに向いている人は

☆車買取業者との取引が苦手な人、抵抗がある人

☆しかし、しっかり高額査定をものにしたい人

です。

こちらはカーセンサーなど、ふつうの一括査定とはやり方が根本的に違います。

業者との直の交渉ではありません。

オークションです。

決める材料はあくまで額と好み。

そして、業者との直接交渉は0となります。

ただ、オークションのやり方については、不安かもしれません。

でも、評判のユーカーパック・スタッフが懇切にサポートしてくれます。

しかも、ここは成約手数料・出品登録料・陸送費も無料。

なので、“安心・安全・使いやすい”といった評判はとても高いです。

そして、肝心の高額査定です。

実はこちらもユーカーパック参加業者は8,000~。

国内最多のその数で上で見たような高実績は続々。

「今、なぜここが人気なのか」はうなづけます。

ただ、向いてないのは

☆業者との取引でもっと売却額を上げていきたい人

です。

↓くわしくはこちら

ユーカーパックのメリット・デメリットは?評判・口コミは?

<SellCa(セルカ)>

ここもユーカーパックと同じオークション方式です。

なので、

☆取引が苦手な人

☆業者との取引に抵抗がある人

に向いてます。

逆に向いていないのは

☆業者との取引でもっと売却額を上げていきたい人

です。

じゃあ、「ユーカーパックと何が違うのか」と言うと、1つは「成約手数料」が10,000円かかること。

「じゃ、パスだな」と思われたかもしれません。

ただその分、ゆとりのできた業者(業者が成約手数料を払わなくてもいいから)が強気の査定額を提示してくれることが結構あります。

そして、上の例でもそうなのですが、SellCaはユーカーパックより低年式車での落札が起きやすい傾向があります。

今でしたら年式~2010のセレナはこっちの方が「1回のオークションで成約」さらに「高額」ということが起こりやすいでしょう。

廃車買取業者

・不動車ぐらいボロボロ

・事故車、水没車で修理業者が「廃車に出した方がいい」と言っている

・中古車として良い買取手が付かなかった

と言う場合、心強いツールとなるのが廃車買取業者です。

「いや、ちょっと待て。解体業者はどうなの?」

と言う意見もあるかもしれません。

選択肢としてはあり得ます。

ただ、解体業者には

・レッカーを用意してくれない、しても払ってくれない場合が多い

・手続き代行をしてくれない、しても、その手数料がかかる場合が多い(廃車は中古車と手続きの勝手が少し変わってきます。しかも、残ローン、相続、などがからむ場合、手続きはどうしてもややこしくなりやすいです)

などのため、手間と金銭とトータルで見て、どうしても不利になってきやすいです。

ただ、優れた業者も中にはあるため、近所で良い業者があるのならそこに相談してみるとよいでしょう。

少なくともここで紹介する廃車買取業者はいずれも

☆レッカー代無料

☆手続き無料代行

などを保証しております。

しかも、彼らは廃車に特化した管理体制、販路を確立しております。

なので、高額査定も自然出しやすいです。

とはいえ、彼らもそれぞれに得手不得手があります。

「あっちは0円査定なのに、こっちだと○万円買取だった」

という話があるほどです。

なので、複数に当たった方が損をしにくいです。

また、自分の車に合った“当たり”を引く可能性も高まります。

↓実績・評判・コンテンツに優れた各廃車買取業者の紹介はこちらです。

カーネクスト

廃車買取各社紹介

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