「ミラを廃車」を考えているなら、どこに売るのが得?

とことん身軽で、とことん小回りが利いて、とことん燃費がいい。

1980年から長らく日本の軽の代表格として私たちの暮らしを支えてくれました。

が、2018年3月、ついにその販売は終了。

本当にご苦労様。

そして、ありがとう。

私もミラをマイカーとしていた身として名残惜しい思いがこみあげてきます。

さて、そんなミラの「廃車」を考えているなら。

より少しでもお得に売りに出したいものです。

やりようによってはその可能性は広がります。

「うちの車なんて・・」

と、あまり安易にあきらめないでください。

私が「どこに?」「どのように?」を紹介させていただきます。



ミラ売却の相場

ダイハツ・ミラを売りに出したらどれぐらいになるのでしょう。

まず、相場をおさえておくと、業者との交渉などがやりやすくなります。

では、先に「廃車」に出した場合。

廃車買取の代表的業者カーネクストの実績から見てまいりましょう。

廃車買取カーネクストのダイハツ・ミラ買取実績

(※)カーネクストの買取価格は還付金をよけて表示されがちです。だから、自動車税の還付金などがある場合は、これに上乗せされる可能性は高いです。

↓還付金の額についてはこちらの記事を参考にしてください。

廃車に出す時、中古車として売る時、の還付金額を手軽に確認しよう!

↑年式2002。走行距離不明。還付金なし。

↑年式2003。走行距離160,000km。還付金なし。

↑年式1997。走行距離110,000km。還付金あり。

(引用:上いずれもカーネクスト公式サイト)

年式は最近では1993という実績もありました。

“どんな車でも0円以上買取”がカーネクストの目指すところです。

ダイハツ・ミラを「廃車に」と考えている場合、ひとつ知っておかなければならない情報があります。

軽自動車は廃車に不利です。

なぜでしょう。

日本の廃車の主な販売先は海外です。

しかし、日本の軽自動車は世界的に見るとかなり特殊仕様

日本ならではの狭い道をスイスイと走れるようにかなり独自の進化を遂げております。

なので、世界の交通規約に適合していない場合が多く、売れにくいです。

とはいえ、「じゃあ、廃車に出すにはお金がかかるのか?」とはまず考えないでください。

2005年に自動車リサイクル法が施行され、国内の自動車リサイクル環境はかなり整ってきております。

しかも、スリランカなど一部の“日本の軽自動車人気国”の需要はここ数年急成長を見せております。

まともな廃車買取業者に出せばお金がかかることはまずありません

次にミラの中古車買取における実績を見てまいりましょう。

まずは今一括査定で人気のこちらから

一括査定ユーカーパックにおけるダイハツ・ミラ買取実績

ローラさんがCMをやっており、一括査定中指折りの露出度を誇ります。

ピンクののぼりのお店を見かけたことはありませんか。

↑上:年式2011年3月。走行距離17,328km。車検なし。修復歴なし。

中:年式2011年3月。走行距離67,018km。車検なし。修復歴なし。

下:年式2011年3月。走行距離84,256km。車検なし。修復歴なし。

(引用:ユーカーパック公式サイト)

↑上:年式2008年1月。走行距離42,227km。車検なし。修復歴なし。

中:年式2008年8月。走行距離58,092km。車検なし。修復歴あり。

下:年式2003年1月。走行距離31,623km。車検なし。修復歴なし。

(引用:ユーカーパック公式サイト)

次に、こちら。

一括査定SellCa(セルカ)におけるダイハツ・ミラ買取実績

ユーカーパックとタイプが非常に良く似ております。

両サービスはライバルなので、ぜひその実績も参考にしてください!

(引用:SellCa公式サイト)

一括査定.comにおけるダイハツ・ミラ買取実績

ユーカーパックとSellCaはオークション型で、普通の一括査定の中ではタイプが異なります。

普通の一括査定の相場も当然おさえておきたいところ。

なので、公表しているところから一番実績数の多いこちら一括査定.comをどうぞ。

(引用:一括査定.com公式サイト)

☆3つのサービスの傾向総括として

ユーカーパック”は低年式車をしっかり買い取っております。

SellCa”はミラの本流タイプの買取実績がありません

ミライース・ミラトコット・ミラココアなどの派生車のみに限られております。

ダイハツ・ミラを売るなら

ディーラー下取りは損をしやすい?

ダイハツ・ミラを売るなら「ディーラーの下取りはどうか?」と考えているかもしれません。

いい判断です。

ただ、こうも書いておきます。

車を売る時の大前提第1。

市場の常識として「ディーラー下取りは安い」です

あくまで、「ほかより条件が良ければ売る」とその程度で捉えておいてください。

なぜか、ともうしあげますと。

ディーラーは何をやって大きな利潤をあげているのでしょう。

自社の新車の販売です。

工場から大量生産されたそれをじゃんじゃん売る。

じゃあ、下取りってなに?って話ですが。

もうけにならないの?

と言う話ですが、あの行く先は業界のオークション。

新車の販売に比べると、スズメの涙のようなもうけのようです。

まあ、そりゃそうでしょう。

顧客をがっちり逃がさないための一環なんでしょうね。

日本って車の処分は今でもカーディーラーの下取りが多いんです。

しかし、重ね重ね書かせてください。

安直に彼らに任せるのは危険です。

もうすでにご存じかもしれませんが、何万円どころか何十万円損していることはしょっちゅうあることです。

ダメ元でもまず中古車?

さて、車を売る時の大前提2番目です。

“車を売る”なら、よほどのボロボロでない限り、“まず中古車として売りに出したい”ところです

高く売れやすいですから。

上で提示した4つのサービスの比較でもそれはあまりに明らかです。

ちなみに、私はほかの多くの車種についても調べましたが、ほぼすべてに一貫した傾向でした。

ただ、「うちの車で本当に中古車として値が付くのか?」と疑問を感じるかもしれません。

確かに、無理な場合は結構あります。

ただ、問題はただ単純に試すか試さないかです。

それで、数万円~数十万円のお金が入ってくるかどうかの差が出てきてしまいます。

ご存じの方はとくとご存じの通り、まったく大げさではありません。

特に低年式車・多走行車は気を付けた方がいいです。

「うちは・・」

なんてことは全然ないかもしれませんよ。

また、事故車においても修理業者に「廃車に出した方がいい」などと勧められない限りはチャンスがあります。

廃車に出す、一つの目安として、

・不動車ぐらいのボロボロ
・修理業者のようなプロから「廃車にした方が」というお墨付きがすでに出ている

これに当てはまらず“ダメ元”でも出してみて「良い買取手がなかった」のなら、それから廃車に回しても遅くないのでは?

中古車売るなら、一番強いのはやっぱり中古車買取業者

次に「中古車として売りに出すなら」ですが、やはり中古車買取業者が得です。

なぜなら彼らの専門は何でしょう。

まさしく中古車を買い取ることですからね。

それだけ専門の管理体制・販路が圧倒的に整っております。

ここが、「新車販売のおまけ」としか扱ってくれないディーラーと違うところです。

車を売るなら1社だけに当たって決めるのは危険

車を売る時の大前提その3。

中古車で売ろうが、廃車で売ろうが、業者の相見積もり(複数業者に見積もりを出してもらう)だけはできるだけするようにしてください。

それは単純に複数の業者に査定を出した方が良い値、良いサービスが付きやすいからです。

市場原理において“競争”は原則であり、業者に独占状態を許すのは損をしやすいです。

特にナマの車の売買で成り立つ車市場は露骨です。

これも何万円~何十万円~という差額が生じるのは当たり前です。

事実として、車を売って得をしている人たちはほぼ全員これらの鉄則を守っています。

一括査定

今は複数の中古車買取業者に査定を出せるとても便利なツールがあります。

一括査定です。

一度フォームに入力すれば、自動的にたくさんの業者と連絡が取れたり、仲介の業者が便宜を取り計らってくれたりします。

また、それぞれの一括査定には利用者が利用しやすいように、独自のサービスや特典などをもうけてくれております。

自力で1社1社当たるのはフォームを何度も入力しなければならず面倒です。

よほど、意中の業者がある場合は別ですが、そうでないかぎりは一括査定にお願いするのがふつうですし、楽です。

たとえば、だれもがよく知るガリバーとかアップルなどは一括査定内に含まれている場合が多いです。

ただ、一括査定は年々にバラエティが豊富になってきております。

そのため、より自分に合った一括査定を利用するのが得。

逆なら損です。

では、数多い一括査定の中でどこを選べばよいでしょうか。

ダイハツ・ミラの場合ですと、めぼしい一括査定の中からわりとくっきりとした傾向が出ております。

大事なのでもう一度記しますが、

・~2010年の低年式車なら、“ユーカーパック”が強いです。

・“SellCa”はやはり、ミラそのものの実績が皆無と言うのが気になります。派生車以外は避けた方が良いかもしれません。

・“一括査定.com”ははっきりと2012年~の高年式車に実績集中です。

さらに、一括査定の中で簡単な色分けをしておきます。

ここも大事です。

なぜかと言うと、あなたのタイプによって合う合わないが露骨に出てくるからです。

ユーカーパック”、“SellCa”は

☆取引が苦手な人

☆業者との取引・業者からの大量電話に抵抗がある人

向けです。

業者との直接の取引を全カットして、なおも高額査定を出しやすいです。

“一括査定.com”、そして、一括査定で絶対に避けて語れない一番のメジャー“カーセンサー”は、

☆取引が得意な人

☆業者との取引・業者からの大量電話に抵抗があまりない人

向けです。

業者との取引をうまくリードしてより高額査定を成し遂げやすいのです。

↓それぞれのちがいについてはこちらによりくわしく記しております。

ユーカーパックのメリット・デメリットは?評判・口コミは?

SellCa(セルカ)一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?

カーセンサー一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?

JADRIのやってる一括査定.comはよそとくらべてどう?

あなたと愛車に一番よい一括査定と車買取業者を選び、より快適により高い値で売却を実現しましょう。

なお、私的には今のミラなら、ユーカーパックカーセンサーの二者択一です。

SellCaはユーカーパックに、一括査定.comはカーセンサーに実績で劣りがちです。

廃車買取

実のところ、私2年ほど前にダイハツ・ミラを廃車いたしました。

うちの車は不動車です。

はずかしながら車検切れ。

しかも、10数年の経年車。

↓こちらにその時の体験談を記しております。廃車というものがどういうものなのか、おおよその流れはつかめると思います。

いいところも残念なところもさらけだします。カーネクスト体験談

ダイハツ・ミラの場合、廃車に出すなら廃車買取業者のウェイトは他車以上に増します。

というのもあともうひとつの選択肢である解体業者では、軽自動車ならではの鉄の分量の少なさから買取値が安くなりやすいのです。

そのため、解体業者でありがちな

・レッカー代
・手続き代行費用(手続き自体してくれないところもあります)

との割から考えて余計選択肢から遠くなりがちです。

これに比べると、まともな廃車買取業者は

・レッカー代は無料
・手続き無料代行

が当たり前。

その上、おおよそすべての車はどんな状態でも、かなりの低年式車でも、多走行車でも、事故車でも、水没車でも、不動車でも、炎上車でも、車検切れでも、鍵なしでも、車検証なしでも、0円以上で買い取ってくれます。

実際うちのでも0円でした。

郵送費・電話代すら一銭も払ってません。

リアル0円です。

しかも、車の状態が良ければ、あるいは、運が良ければ、ある程度値を付けてくれることもあります。

ただ、私の場合、当時廃車についてまったくのもの知らずでしたからカーネクスト1本で行き、0円になりました。

もし、ほかの業者にも査定額を聞き出していれば、いくらか色が付いたかもしれません。

ひょっとすると・・と思うことは今もなくはありません。

このサイトを作るようになってからつくづく思い知ったことですが、廃車買取業者もいいところはいっぱいあります。

なので、売値で損をしたくないのなら、廃車買取でも複数業者に当たった方が無難でしょう。

↓こちらには数ある中から実績・評判・コンテンツに優れた廃車買取業者を紹介しております。

カーネクスト

廃車買取各社紹介

(※)たくさんの廃車買取業者について取材してきた私からのおすすめとしてはその事業力、買取実績、評判から「カーネクスト」廃車ドットコム」「廃車ひきとり110番」「事故車のタウ」です。

自分で選ぶのが面倒なら、ここから3~4社ほど相見積もりしてはいかがでしょう。

ぶっちゃけ、カレーとラーメンと焼肉とすしみたいな、まあこれらを選んどけば、どれかは当たるだろう、と言うラインです。

それと、廃車買取業者の相見積もりは中古車買取業者の相見積もりに比べると楽に済むのが一般的です。

というのも、廃車は無料査定の額でほぼ固定です。

だから、たくさんの業者に現物査定に来てもらったり、こっちから店舗に持ってくなんてことはそうそうありません。

電話・メールなどだけで済んでしまう場合が多いのですね。

早ければ、1時間もかからず売り出し先が決まっております。

ミラ廃車なら、キャンペーンで5,000円ゲット!?

あと、もうひとつ大事な話を忘れてました。

これは絶対付け加えたいです。

今なら、ミラはカーネクストで最低5,000円以上で売れるチャンスです。

というのもカーネクストは早得と言うキャンペーンをやっているのです(私の時はまだやってませんでした・・)。

つまり、早めに予約を入れると、5,000円もらえるのです。

で、ミラなどの軽自動車は軽自動車税の還付がありません。

これは日本のルールです。

つまり、年度さえ跨がなければ、軽自動車税は気にしなくてよいのです。

なら、わざと“余裕のあるスケジュール”で申し込むと、自動的に5,000円もらえますよね。

↓くわしくはこちら

5,000円もらえる?軽自動車の廃車をカーネクストに出すメリット

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