廃車に出すメリットとは?

大事故に遭い、車が大きく損傷してしまった。

水害に遭って、車が水浸しになり、修理工場のスタッフが「もう廃車に出した方がいい」と言っている。

長い間放置したままの車がある。

新車で買ってもう20年200,000km走った。いろいろ車の具合も悪くなってきたし・・

「廃車に出そうか・・」

でも、いざ廃車に出すとどうなるのでしょう。

何かメリットはあるのでしょうか。

廃車のメリット

高いメンテナンス費用から解放される

事故車にしろ、水没車にしろ、かなり長年乗った年式の低い車でも、過走行車でも、乗り続ける大変さの一つに“維持費の高さ”が挙げられます。

その中でもまず修理費用の高さ。

車の状態が悪いと、

・一度直してもまたどこかで不具合が起こる

特に古い車だと

・一度の修理費用が高い(パーツが仕入れにくくなるため)
・車検が高くなる

といったことが付きまといます。

安全性の確保

廃車を考えている車と言うのはやはり、そのまま乗り続けていく上での安全面でのリスクがどうしても高まります。

突然の致命的トラブルを発症するリスクが高く、公道上での場合、重大事故につながりかねません。

また、古い車は特に安全性能自体が高くない場合が多く、より重篤な被害になる恐れがあります。

任意保険の薄まった効果をあらためられる

乗り続けるほど任意保険の効果は薄まりやすいです。

まず、降りる保険金額はその車の「時価」で決められております。

ということは、事故車、水没車、低年式車、過走行車というのはその分目減りします。

またその上に、「一度の故障における修理費が高い」ということは保険の適用限度額を超えやすくなります。

つまり、簡単に全損になってしまうのです。

高い税金から解放される

日本では低い年式であるほど自動車税、重量税は高くなっていきます。

自動車税では13年経過車に15%増。

重量税も13年目、18年目に上がります。

もし18年経過車以上なら、普通車で通常より年5,000~20,000円ほど高くなります。

なお、その車に乗る予定が長らくないのなら、一時抹消登録という手段があります。

いわゆる一時的な廃車、一時的にその車が公道を走れなくする手続きです。

そうすることによって車にかかるいろんな税金を止められます。

駐車代などのコストからの解放

その車を停めておくスペースがそのままとなります。

庭、車庫内ならそこに本来なら停められるほかの車、バイク、自転車、そのほかのものなどが停められないまま。

また通行の妨げにもなります。

農道の上、空き地などでもこれは同じです。

また駐車場の場合は、駐車費用がかさんできます。

特に不動車のまま放置している場合、その人や家族の信用価値を落とすことにもつながりかねません。

また、親族や知人、他人の目が気になるなど、いろんな“負い目”による心理負担にもなります。

燃費が良くなる

低年式車はどうしても燃費が悪くなりがちです。

1年、2年~という長い単位で見ると、その出費はかさんできます。

車を売るなら

同じ車なのに売り先がちがうだけで何万、何十万円~も差が出てしまいます。

また、業者によってはいろいろ便利なオプションサービスを用意してくれております。

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愛車との別れの時に

一部を記念品として残す

長くともにした愛車と別れるのは人によっては大変につらいことです。

そんな時、愛車の一部を記念品として残すとどうでしょう。

それを見ることにより、その思い出を思い出す。

そして、その車を想う。

愛車の記念品としてよく使用されているものはこちらです。

・ナンバープレート(運輸支局、あるいは、軽自動車検査協会に申請する必要があります)

・ETC

・オーディオ関連

↓ナンバープレートの記念品申請についてはこちらの記事に手順を記しております。

カーネクストでのナンバープレート3つの疑問に答えます

愛車供養

また、愛車を廃車するにあたって、最近はそれぞれのやり方で「廃車供養」をおこなう人も増えております。

<いろいろな廃車供養>

・正式な神社やお寺にお願いする

・自分の手で、塩・酒を使い、祀る

・記念撮影をする

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