WW2(第二次世界大戦)時、米陸軍用に開発されたJeep(ジープ)。
渋みあふれる独特の武骨なボディで山、雪、砂、水・・・地上のいかな悪路をも力強く踏み分け、凌駕してゆく勇姿は以来あまりに長く世界を魅了して余りあり続けました。
そんなジープの勇退先として廃車の大手カーネクストの待遇とはいかなものなのでしょうか。
あるいは・・・
カーネクストのジープ買取実績
(引用カーネクスト公式サイト)
↑年式2001年走行距離51,000km。還付金なし。自走不可(ちなみにカーネクストならレッカー代無料です)。
(引用カーネクスト公式サイト)
↑年式1999。走行距離115,000km。還付金なし。自走不可。
(出典カーネクスト公式サイト)
↑値が付くものはきっちり値が付きます。
年式2008。走行距離60,000km。還付金なし。自走可。
(引用カーネクスト公式サイト)
↑年式1996。走行距離104,000km。還付金なし。自走不可。
(引用カーネクスト公式サイト)
↑年式1993。走行距離150,000km。還付金なし。自走不可。
(引用カーネクスト公式サイト)
↑年式2001。走行距離130,000km。還付金あり。自走不可。
自走できないものは低査定が目立ちます。
また、自走可では高いものと低いものの落差が大きいです。
全体としては、長年愛用されている車が他車と比べてとても多い印象です。
そして、他車よりも自走不可の車が目立ちます。
それだけ「とことん乗った車」が出されています。
ジープは長く乗っても中古市場で値が付きやすいですしね。
数万~、十数万円~、ぐらいは当然です。
不動車ぐらいでないかぎりはまずこちらに出した方がよいでしょう。
ジープを売りに出すならまずこっち
引用SellCa公式より
↑上:年式2012年10月。走行距離30,146km。車検2019年10月。修復歴なし。
中:年式2001年11月。走行距離56,136km。車検なし。修復歴あり。
下:年式2003年8月。走行距離89,233km。車検なし。修復歴あり。
引用ユーカーパック公式より
↑上:年式2012年8月。走行距離16,455km。車検2019年8月。修復歴なし。
中:年式2007年10月。走行距離100,656km。車検なし。修復歴なし。
下:年式2012年6月。走行距離38,646km。車検なし。修復歴なし。
出すなら有力選択肢はこの2本柱。
・外車、アメ車専門業者
・一括査定
あるいは、「ディーラー下取りは?」と思ったかもしれません。
そちらは率直にむずかしいです。
なぜなら、彼らの本業とは何でしょう。
自社の新車を売ることです。
彼らは中古車を高く買い取れるバックボーンが専門の中古車買取業者に劣らざるを得ません。
上の2つをしっかり当たり前に吟味したのなら、それを上回る可能性はかなり低いです。
ただし、ディーラーにもメリットはあります。
1つには、手続きをほとんど肩代わりしてくれて、とても楽ちん。
1つには、車を売ると同時に次の車を所有できるので、“車のない期間がない”。
なので、「車を売るのにあまり手間をかけたくない」人には有利です。
また、時にディーラーもほかの選択肢より高額買取してくれることもなくはありません。
なので、もし車を買い替える予定がおありなら、ぜひ選択肢の1つに残してください。
少なくとも、そこで出た額を“叩き台”にすることができます。
ただ、一応書いておきますが、これだけはやめた方がよろしいでしょう。
「ディーラーだけに当たって決めよう」
車を売るなら、1社だけに託すのははなはだ危険です。
業者は「競争がない」とわかると途端に買いたたきにくる生き物です。
必ず、ディーラーであろうと、中古車買取業者であろうと、廃車買取業者であろうと、解体業者であろうと、他に必ず選択肢を作り、彼らを競わせましょう。
露骨に値が変わってくる場合がほとんどでしょう。
<外車、アメ車専門業者>
日本でも長く愛用され続け、街中でもなかなか走りやすいジープ。
もう知っているかもしれませんが、ふつうの外車・アメ車は価値が落ちやすいのに、ジープはそんなことはありません。
とはいえ、やはり専門的業者は外車・アメ車に強い独自の強い販路を築き上げております。
当然、査定にも強い。
また、次に何かでお世話になる可能性もありますし、こういうところと顔見知りとなっておくのは悪いことではないでしょう。
たとえば、こういうところがあります。
神奈川県川崎市にある業者です。
ここは96年の創業以来外車を軸にやって来ました。
販売、修理、車検、買取などを一手に請け負っております。
当然、査定に強いわけです。
販売員は専門的な知識に優れ、またその昵懇な人がらでなかなか評判です。
<一括査定>
やはり一度にたくさんの業者に看てもらうと、査定額はグングンと上がります。
私はアメ車・外車専門業者と“併願”の形で比べるのが妥当だと思います。
いろんなサイトがあるのですが、あえてピックアップするとこの3つです。
<カーセンサー>
運営元はあのリクルート。
参加業者は1,000以上。
一括査定業界の中では王道の中の王者的地位に君臨しております。
ここのメリットは
・すでに候補から外れた業者にいち早くキャンセル要請を出し、引き取ってもらえること
・流れがとてもスピーディ
ただデメリットは
・あまりに多くの営業電話がかかってくる可能性があること
取引の得意な人にはとても向いています。
ただ、抵抗のある人にはあまりお勧めできません。
そういった方にはこちらの方がよいのではないでしょうか。
↓カーセンサーについてくわしくはこちら
カーセンサー一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?
<SellCa(セルカ)>
今、車買取業界では激変が起きております。
これまでの一括査定に替わる新たな流れ。
ネットオークション型のサイトの登場です。
その中でも“外車”に特に実績を挙げているのがここ。
上の例でもその強さはかなり際立っております。
こちらのメリットは
・査定額も高い
デメリットは
↓くわしくはこちら
SellCa(セルカ)一括査定のメリット・デメリットは?評判・口コミは?
<ユーカーパック>
上の例で示したユーカーパックです。
こちらはローラさんのCMで有名です。
参加業者数はSellCa(6,000社~)を上回る8,000社~です。
「安心」「使いやすい」と女性を中心に人気が広がっております。
業務形態はSellCaとよく似ております。
向き・不向きもおおむね同じです。
違うのは成約手数料が無料なこと。
SellCaは10,000円かかります。
しかし、ジープに関してはSellCaを選んだ方が圧倒的に有利と、言わざるを得ません。
中古車で買い手が付かなかった時こそ・・・
それでも良い買い手が付かなかった時、あるいは不動車などで廃車に出した方がよい時はどうすればよいでしょう。
ディーラー下取りはやはり選択肢に入りづらいです。
彼らがそれを下取りする意味とはなんでしょうか。
かえってこちらが「支払い」すらしなければならなくなる場合もあります。
取引は慎重に。
「他はどうだろう?」
の姿勢は不可避です。
廃車買取業者を利用したことはありますか。
ひょっとすると、「廃車は金がかかるのだろう」と思っていたかもしれません。
今やそれはよほどでなければNoです。
国内の車リサイクル環境が整っております。
そして、今世界は空前の中古車ブームです。
今、新興国が見る見るペースで経済発展してます。
「安く」「強い」車を求めている人がものすごく増えてます。
パーツや原材料だけでもなかなかの価値が付きますからね。
今のアフリカ、南アジア、東南アジアなどで“オフロードの帝王”がどこまでも“しぶとく”“力強く”疾駆し続けているわけです。
カーネクストはすこぶる“無難”な業者と言ってよいでしょう。
国内の廃車業界ではトップクラスです。
当然地力はほかを圧倒しておりますし、経営もソツなくクレバーです。
評判も全体としては高評価です。
ただ、ここも業者なので、うっかりすると“使われ”ますけどね。
結局、答えはそうなるのですが、業者と言うのは競わせてやっと“なんぼ”。
確かに中古車ほど差はつきませんが、やっておいた方が当たり前に損をしにくいです。
手間は中古車ほどかかりませんし。
中古車と違って現地査定をたくさんにかける必要は大いに低いです。
というのも廃車は仮査定(無料査定)から本査定への価値がとても落ちにくい。
いちいちたくさんの業者に本査定に来てもらう面倒さがかなり無いのです。
そして往々にして、ネットや電話でのちょっとした手間で数千~数万円の差が付くのです。
業者の数はあなた次第です。
無難なのは3~4社というところです。
当然“質”は大切に。
↓これらは評判でも実績でも特に優れている面々です