未成年で車を売却したい。
でも、手続きはいろいろとややこしそう。
しかも、大きな額が動く・・・
そうです。
しかも、未成年ならではの必要書類や注意しなければならないことがたくさんあります。
そして、よりお得な売却先ってずばりどこ?
車を売買する時の未成年って何?
まず、未成年ってなんでしょう。
何を当たり前のことを。
20未満に決まってるだろ。
その通り。
ただし、例外があります。
それはあなたがすでに結婚したかどうか。
もし結婚していたら(仮に離婚をしていても)あなたは車売買については未成年ではありません。
成人あつかいになります。
未成年で車を売却するならまずここをチェック!
未成年が車を売却する時、まず最初にチェックすべきはここです。
車検証です。
たいがい車のダッシュボード(助手席の前にある収納部分)にしまわれてます。
その名義人(所有者)はだれになっていますか。
・親御さん
・信販会社、ディーラー(いわゆるローンを組んでくれた会社です)
・その他
名義人が“あなた”の時、必要な書類
名義人が未成年のあなたの場合、基本的にこれが必要です。
親の同意書
フォームはネットで探せば簡単に見つかります。
プリントアウトして使いましょう(捺すハンコは実印。印鑑証明書と同じハンコですよ。)
そして、これら2つの書類もいっしょに必要です。
・印鑑証明書(発効から3ケ月以内のものを求められる場合が多いです)
・戸籍謄本(発効から3ケ月以内、6か月以内のものを求められる場合が多いです)
ただ、少ないですが、これらなしでもやってくれる業者はあります。
名義人が“親御さん”の時
名義人が親御さんになっている時、あなたの勝手でその車を売ることはできません。
・名義をあなたに書き換えてもらってから車を売る
のどちらか、ということになります。
・名義をあなたに書き換えてもらってから車を売る
場合は親御さんとあなたの印鑑証明書・戸籍謄本などが必要になってきます。
必要書類についてはあなたが売ろうとする業者によってちがってきます。
しっかり確認しましょう。
名義人“信販会社・ディーラー”の時
名義人が信販会社・ディーラーになっている。
これはいったいどういうことか、というと「その車はローンで買っている」ということです。
このままではその車をあなたの勝手で売ることはできません。
「ローンを完済すること」が必要です。
さらに、それで終わりではありません。
信販会社・ディーラーに「所有権解除」をしてもらう必要があります。
「もう私ら(信販会社・ディーラー)の名義をやめにします。これからは車の使用者(車検証に書いてます)の名義にしますよ」
という法的手続きです。
なんだかややこしいです。
が、ローンに関する手続きは車買取業者・廃車買取業者を通せば替わりにやってくれる場合がほとんどです。
↓よりくわしくは、こちらの記事が参考になるかもしれません。
ではローンが残っている場合の支払いについて。
ふつう車買取業者がよくやるのは、あなたの車を売ったお金でローンを支払います。
これで、プラスになれば、その分あなたに返ってきます。
ただ、マイナスになれば、その分を支払わなければなりません。
無理な場合は、ほかにお金を用意しなければなりません。
ローンの組み換えなどをすることになります。
代表的なのはカーローン、学生ローンです。
未成年者が車を売却するの重要ポイント2つ
① 売却に免許はなくてもいい
ひょっとすると、「免許を持ってないけど、車を売却できるのだろうか」と心配かもしれません。
まったく問題ありません。
② 未成年者の車売却はキャンセル可能
未成年者が親の同意書なしで車売却をした場合、後でキャンセルが可能です。
だから、車買取業者は未成年者に親の同意書を求める場合が多いのです。
ただし、これはいけません。
親の同意書と見せかけて嘘だった場合。
もうその契約はキャンセルできなくなります。
未成年で車を売却するならどこに任せると得なのか?
一括査定
一括査定です。
一度にたくさんの買取業者に査定をかけます。
すると、彼らが互いに「うちが買う!」「うちが買う!」と競い合い、自動的に売値が上がってゆきます。
一括査定もいろんなサイトがあります。
そして、その個性は様々です。
大きく分けると次の2パターン
☆オークション型
サイトに任せて、オークションをやってもらいます。
参加している業者は多いところで8,000社~です。
こっちのありがたいのは車買取業者との取引をほぼしなくていいのです。
車買取業者はリアルに「さあ、できるだけ安くで買い取ってもうけるぞ!」と言うやる気満々の猛者たちです。
人を言いくるめるプロ。
なので慣れないと、彼らの口車にまんまと乗り、相場より安くで買いたたかれてしまいます。
しかも、彼らは「オレに買わせてくれ」「いや、私が」が強いですから、その営業は実に前のめりです。
うそだろ・・・というぐらい電話がたくさんかかってきたり。
しつこくしつこく食い下がる営業員もいっぱいいます。
もちろんそれだけチャンスがあるということも意味しています。
ただ、「ちょっとそれはつらそうだな・・・」と言う人にはこのオークション型はうってつけ。
「でも、彼らと取引なしに高くで売れるの?」と思うかもしれません。
こっちは参加業者が素晴らしく多いです。
だから、王道一括査定型に引けを取らないか、時に上回るほどの査定をものにできます。
安心して使いやすいですので、人気は今うなぎのぼりです。
↓代表的サイトはこちらです。
SellCa(セルカ)……参加業者6,000~。低年式車・外車で特に高実績。
ユーカーパック……参加業者8,000~。ローラのCMでおなじみ。安心と親しみやすさでとても人気があります。
☆王道一括査定型
こっちは多くの業者との取引があります。
そして、それだけ彼らをうまく手繰れば査定額は上がりやすくなります。
カーセンサー……リクルートが運営。1,000社以上参加で業界一番の知名度。当然、高額査定は出しやすいです。
一括査定.com……JADRI(日本自動車流通研究所)が運営。車売却におこりがちなトラブル二重査定に対しては厳しいと評判です。カーセンサーほどではありませんが、高額査定は出しやすいです。
業者とのやり取りで「これだけは守った方がいい」はこれらです。
①1社目でいきなり契約締結をしない。
「今なら特別に相場より〇十万円上で買い取らせてもらいますよ」
「車の相場はすぐ落ちるリスクがあります。今だからこのお値段で売れます。もう明日はこのお値段で売れる保証はありません」
など。
実はもっと高くで売れますし、そんなに簡単に相場は落ちません。
彼らのお決まりスキル「制限を切る」。
〇人様限定。今日限り。お客様だけ。
仕掛けてきても冷静に。
「とりあえずよそを見てから」と言うスタンスをつらぬきましょう。
②業者はマイナスポイントを指摘するものだ
「ここの傷、これこれこういうポイントで大きく査定を落とします」
「ここも、へこみがありますね」
などなど。
専門的な口調であれこれ言われると、「ああ、うちの車ってダメなんだな。安くで売らなきゃ仕方ないな」と言う気になってきます。
ただ、それって向こうの心理戦略である場合が多いので要注意です。
時には「どうせ、知らねえだろ」てなもんで、ちょっとずるな言いがかりをつけてくる業者もあります。
それよりは冷静に「金」に。
どこがどれだけ査定を高くつけてくれるか見極めたいところです。
③査定が高くてもほかでいろいろとお金を取るせこい業者もいる
「やった!いい査定だ」
と思ったら、
「はい、クレーム安心保証。これないと後々困ったことになりますよ」
「手続き代です。うちは一律で〇万円いただくことになっております」(小さい業者でたまにあります)
「おうちからの陸送費をいただかねばなりません。〇万〇千円税込みです」(小さい業者でたまにあります)
などなど。
それ先言えよ。結局よその業者の方が査定が高かったんですけど!(怒)
なんてことも。
あらかじめ、査定額以外でどんなお金が要るのか、もしっかり確認を取っておきましょう。
そして、そのサービスが自分に本当に要るのかもしっかり調べましょう。
廃車なら
一括査定もガリバーフリマもどこも売り手が付かなかった場合。
あるいは、不動車や、重い事故車・水没車などの場合。
なら、廃車買取業者に任せると得をしやすいです。
廃車ってうっかりすると、いろいろお金を取られてしまうんです。
・車が動かない、車検切れの時はレッカー代(1万円~)
・いろんな書類を用意したり、それを陸運支局に持って行ったり(3千円~)
・あまりにボロボロな車の場合、買取費用を請求されたり
でもね。
今日日、廃車にお金なんてほぼ払う必要ないんですよ。
ちゃんとした廃車買取業者なら廃車に当たっていろんな特典を付けてくれます。
☆レッカー代無料
☆手続き代行無料
☆最低0円買取保証
☆どんな車でも買取(低年式車・過走行車・外車・事故車・故障車・水没車・車検切れ・不動車など)
など(各業者によって内容に多少の差はあります)。
ほら、お金を払う必要なんて全然ないでしょ。
カギを失くした、とか、タイヤがパンクしてる、とかよっぽどな場合なら請求されることもあります。
でも、そういう場合でも複数の業者に無料査定だけ出してみて、一番よくしてくれる業者を見つければいいのです。
しかも、彼らなら思わぬ高額で買い取ってくれることもあります。
私の場合は、ダイハツのミラの不動車・車検切れを引き取ってもらいました。
業者はカーネクストです。
レッカーはマジでタダでした。
手続きもほぼ全部向こうがやってくれたので、こっちはほとんど何もしなくてよかったです。
「こんな車、引き取ってもらうのにいくらお金がかかるだろう」と思ってましたが、結局しめて0円。
一銭も払ってません。
そして、ビックリするぐらい呆気ないものです。
ただ、より得をしたいなら、複数の業者に査定を出しましょう。
彼らもしたたかです。
1社だけでは買いたたかれるリスクが高まります。
ちょうどいい数は人それぞれです。
無難なのは3~4社ぐらいです。
↓評判よし。実績よし。の廃車買取業者はこちらです。