本来、廃車に車検証は絶対要ります。
しかし、どうしてもみつからない。
こんな時、どうすればいいのか。
車検証なしでの廃車の仕方です。
また、廃車買取大手のカーネクストを通すと、どうなるかも書きました。
かなり手順を省いてくれます。
ぜひ参考になさってください。
車検証が見つからない場合、まず注意すべきこと
盗難された可能性のある場合
車検証が盗難にあった可能性のある場合は警察に速やかに届け出ましょう。
車検証はクレジットカードやキャッシュカードほど重要な情報があるわけでもありません。
が、万一ということもあります。
災害に遭っての紛失の場合
洪水や地震・津波などの災害に遭って失くしてしまった場合、役所に“罹災証明書”を発行してもらうと、その後の手続きがやりやすくなる場合があります。
また、“罹災証明書”があると、国民健康保険料や固定資産税の減免、民間支援を受けれる可能性もあります。
ぜひ、行ける時に発行してもらいましょう。
なお、罹災証明書の発行の仕方はその時と場合により様々です。
ホームページ・電話・広報などでご確認ください。
よく必要とされるものは
・住所が確認できるもの(ガス、水道料金などの領収書)
・委任状(代理で受け取る場合)
・代理人の身分証明書(代理人が受け取る場合)
です。
車検証を携帯せずに車を運転してはいけない
車検証を携帯せずに車を運転することは道路運送車両法違反に当たります。
50万円以下の罰金です。
車検証がない場合の廃車手続き方法
廃車をしたいけど、車検証がどうしても見つからない場合、ふつうなら再発行手続きを取ります。
車検証の再発行
普通自動車なら管轄の陸運支局、軽自動車なら管轄の軽自動車検査協会に行って手続きを行わなければなりません。
当然、開いているのは平日の昼間となります。
ただ、手続き自体はとても簡単です。
必要書類はこれ
・印鑑
・申請書(窓口で100円ほどで手に入ります)
・手数料納付書(窓口で100円ほどで手に入ります)
後は印紙代で300円必要になってきます。
また、ほかの人に代行してもらう場合は、
・委任状(普通自動車の場合)
・申請依頼書(軽自動車の場合)
が必要になってきます。
なお、平日に行かなければならないため、行政書士などの代行業者に依頼する人は多いです。
その場合、3000~5000円ほどかかってきます。
※)住所移転登録をしていなかった場合
本来、車検証の住所は住民票を移すたびに変更の届出をしなければなりません。
しかし、それをしていなかった場合はこちらを用意しましょう。
・新住所の住民票
・車庫証明(要らない場合もあります。事前に問い合わせ、確認しておきましょう)
リサイクル券の再発行
車検証を失くしてしまった場合、リサイクル券もいっしょに失くしてしまっている可能性があります。
リサイクル券も廃車には要ります。
ないと、リサイクル料金を新たに納めなくてはならなくなります(8,000円~15,000円ぐらい。車種によってちがいます)。
今ひょっとすると、「リサイクル券ってなに?」と思ったかもしれません。
心配ありません。
私もそうでした(^.^)
車を購入した時にいっしょにもらった書類の一つです。
たいがい車検証に挟んだままになっております。
ただ、リサイクル券は簡単に再発行できます。
わざわざ陸運支局などに足を運ぶ必要はありません。
お金も要りません。
↓やり方はこちらの記事の「リサイクル券が見つからない場合」をご覧ください。
カーネクスト使うなら要る!リサイクル券って何?失くしたけど大丈夫?
一時抹消登録した車の永久抹消登録
廃車には
①一時抹消登録
②永久抹消登録
の2種類があります。
長期出張や入院などで一時抹消をすると、その際、陸運支局などに車検証を引き渡しております。
では、この車を永久抹消する時はどうすればよいのでしょう。
もし、解体業者にお願いするならこういう手順となります。
1.一時抹消登録証明書(原本)を用意する
一時抹消登録をした時に一時抹消登録書を陸運支局などに発行してもらっているはずです。
それを用意してください。
2.解体業者に解体してもらう
一時抹消した車はそのままでは公道を走れません。
①陸運支局、あるいは、各市区町村役場で仮ナンバーを発行
②レッカーを手配
のどちらかをして持ち込みましょう。
解体が終わると、「移動報告番号」と「解体記録日」の報告があるので、しっかりメモを取っておきましょう。
3.後は、以下のものを用意し、陸運支局にて手続きを行いましょう。
●一時抹消登録証明書(原本)
●所有者の実印
●所有者の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの)
●自動車検査証(車検証)
●ナンバープレート
●「移動報告番号」と「解体記録日」が書かれた書類
代理の場合は委任状が必要です。
なお、カーネクストではこのような面倒な作業の大半を無料で代行してくれます。
また、レッカー代も無料です。
カーネクストにおける車検証なしでの手続き
では、廃車買取で有名なカーネクストの場合、車検なしの廃車をどのように引き受けてくれるのでしょうか。
大きく分けて
・車検証の名義人本人による場合
・車検証の名義人以外による場合(相続・残ローンなど)
で、やり方がちがいます。
車検証の名義人本人による廃車の場合
ポイントはナンバープレートがあるかないかです。
・ある場合⇒基本的に無料で問題なく引き受けてくれます
・ない場合⇒車検証の住所・氏名と一字一句間違いないか、カーネクストから確認を取られます⇒問題がなければ引き受けてくれます
車検証の名義人以外による廃車の場合
こちらの場合、「名義人本人」による同意があるか、をカーネクストがまず確認します。
同意が取れれば、後は「車検証の名義人本人による廃車の場合」とおおむねは変わりません。
まずはナンバープレートがあるかないか。
↓そして、名義変更全般の手続きについてはこちら
↓また、残ローンがある場合ならこちらの記事を参考にしてください。
あなたにとって、よりよい業者を見つけましょう
車検証なしの廃車は自力でもできます。
が、手間がいろいろとかかり、ややこしいです。
また、行政書士などに代行をお願いすると、そのための費用は3,000~60,000円ほど。
むむむ、です。
やっぱ廃車って金がかかってややこしいじゃん。
いやいや、今日日そんなことはほとんどなくなりました。
優良な買取業者さえ選べば、そのほとんどをプロの手でしっかり無料代行してくれます。
そして、レッカー代も無料です。
カーネクストはどうなの?
と言うと、私は「かなりいい」と思います。
企業規模は大きいですし、対応の丁寧さ、スムーズさに関しては「よかったよ」という口コミはかなり多いです。
私が使った時も正直その通りでした。
私は不動車の車検切れでしたが、1銭も払ってません。
軽自動車検査協会にも近くの役所にもいっさい足を運んでません。
ただ、電話で「用意してくださいね」と伝えられた
・車検証
・リサイクル券
・認印
だけ引き取りの日に用意しただけで、他何一つ手続きらしいものをしてません。
でも、何の問題もなく済んでおりますし、別にスタッフさんに嫌な顔をされたこともありません。
ふつうに「ありがとうございました」で、気持ちよく契約を終えており、今も何ら問題を生じておりません。
↓カーネクストの公式サイトはこちら
欲を言えば、「これぐらいの業者はほかにもある」ということ。
今は廃車が断然やりやすいご時世ですので。
だから、「車検証がない」からと言ってそんなに卑屈になる必要はありません。
あなたにとって、より条件の良い業者を見つけてください。
↓参考までに、「ここなら評判がいいよ」という業者をこちらにピックアップしておきます。