廃車買取業者っていっぱいありますよね。
でも、要はどこがいいのよ!
そのとおりです。
あんまり多いと迷ってしまいます。
そこで、厳選の業者から、
「ここは他にはないこういうメリットがあるよ」
「ここは良い業者だけれど、ここを気を付けるともっと得するよ」
と言うのを集めました。
比較して、あなたの「これだ!」というのを見つけ出してください。
廃車買取業者として、ここだけはチャンとしてほしい最低ライン
世の中に廃車買取業者はたくさんあります。
その中から選ぶ時に「これだけはちゃんとしてほしい」というラインがあります。
私が設けたラインはこれら5ヶ条です。
・レッカー代無料
・手続き代行無料
・最低0円保証
・全国対応
・どんな車でも引き取り
どうでしょう。
どれもあなたが廃車を利用するにあたり、外せないことばかりのはずです。
この記事で紹介する7つの業者は当然ながら、これらをクリア、あるいはそれにかなり近い水準です。
レッカー代無料
レッカー代なんて〇AFに任せると、当たり前のように〇万円~を要求されます。
あれは、公道での事故だからいいこと。
今日日、廃車のレッカー代にお金を払うのは、ごく特殊なケースか、ただのぼったくり以外ありません。
手続き代行無料
廃車にまつわる手続きはいっぱいあります。
そして、そのために周る場所も陸運支局、保険会社、ローン会社などたくさん。
めんどくさいです。
ややこしいですし。
かと言って、行政書士に任せてしまうと、ちょっとややこしい話になれば、またすぐに〇万円~。
が、今日日、廃車の手続き代行を無料でやってもらえないのは、ごく特殊なケースか、ただのぼったくり以外ありません。
最低0円保証
私は昔、こう思ってました。
「この車じゃ、こっちがお金払わないと引き取ってもらえないや」
もしそういう考えをお持ちなら、そういう考えはただちにどこかへ追いはらった方がよいです。
なぜなら、今日日、廃車引き取りでこちらが1円でも支払うのは、ごく特殊なケースか、ただのぼったくり以外ありませんから。
還付金が返ってくる
自動車税・重量税・自賠責の還付金がきっちり帰ってきます(ただし、日本では軽自動車税は返ってこないルールです)。
0~数万円とあなどれない額です。
他社では返してくれないところがあるので、注意です。
全国対応
いくらいい業者でも「その地域は取引対象外です」なんて言われては、さすがにどうしようもございません(涙)
どんな車でも引き取り
不動車や車検切れ、水没車、事故車、……。
廃車として引き取ってもらわなければならない車は、いろんな事情を抱えているのです。
でも、
「お願いだから引き取ってほしい」
そうですよね。
ここで紹介する業者はどこも、よほどでないかぎりすべての車を引き取ります。
ということで、6つの基準をクリアした厳選の7業者の特徴はこちらです。
廃車買取7業者比較
カーネクスト
メリット
カーネクストの良さは一言で言い表すなら「幅」です。
今の廃車買取業界ではとんでもなく勢いのある業者です。
全国に1000社以上と言うものすごくたくさんの業者と提携しております。
だから、まず地図の広さです。
つまり。
よほどの離島とかでないかぎり取り扱ってくれます。
次に時間です。
従業員がたくさんいるからでしょうね。
コールセンターは年中無休。
しかも、正月・盆などの祝祭日も営業です。
さらに、営業時間がとても長い。
朝8時から夜の10時です。
ここまでやってくれる業者は正直言って、ものすごく少ないです。
休日にじっくり腰を落ち着けて取引・相談したくないですか。
始業の9時よりも前に、取引・相談出来たらうれしくないですか。
夕方、夜の仕事終わりになら、やりやすいですよね。
それに比べて、いつも平日、しかも「9時~5時」だと、ぶっちゃけ、きつい・・・
査定額、振込方法、引き渡し日の相談、当日の段取りの確認、公的手続き、他社の査定、さらに人によってはローンや相続などなど。
やらなけりゃいけないことは目白押し。
そして、うっかり食い違いでもしようものなら、さらに面倒なことに・・・
カーネクストの強み、続いては手際の良さです。
口コミでは「スムーズ」という評判がしきり。
廃車の手続きというのは、素人がやると結構手間取りがちです。
下手なプロ業者に任せてもそうなってしまいます。
もうご存じの通り、行程が幅広くややこしいですからね。
でも、カーネクストに任せると、
「はい、それはこれです」
「ご心配なく、これはそれです」
と、実に単純明快にアドバイス。
しかも、多くのめんどくさいことをあちらが請け負ってくれるのです。無料で。
なので、「無料査定」→「相談」→「契約」→「引き取り」→「振り込みなどのアフターケア」まで、「え、もうできちゃったの!?」となることはしばしば。
私も思いっきりそうでした。
何せ、カーネクストには従業員が全国にいっぱいおりますので。
そして、社長さんはマスコミなどにたびたび取り上げられるほどのやり手の様子。
かなり上手に分業化・マニュアル化・ライン化ができているのでしょう。
デメリット
“陰陽表裏一体”といいますか。
その個性は+ももたらせば、-ももたらします。
“大きい”のデメリットとは……?
ケースとしてはかなり少ないですが、「振り込み手続きを忘れてるよ」などのミスが口コミでしばしば指摘されております。
どうも、やはり“大きい”ので、業務の細かい部分にまで手の届かないところが出てくるんですかね。
そもそも、あつかう数が膨大ですので、割合としては小さくても目立っちゃう、というのもあるでしょう。
とはいえ、そうそうこういうミスと出くわすことはありません。
もしも、あなたがカーネクストでこうした「手違い」に会ってしまった場合は「ここ、ちゃんと直してください」ときっちり伝えてください。
彼らには大企業としてのコンプライアンスと責任を背負っております。
ちゃんと応えてくれますよ。
それと、口コミにはこういうのもちらほらとあります。
「無愛想」「わかりにくい」「内容を理解してない」……。
正直、こういう指摘はどこの業者にでもあることではあるのですが。
ただ、カーネクストは何せ“大きい”ですからね。
たくさんのスタッフさんがいれば、いろんな人がいますし、いろんなことも起こりますよね。
そしてさらに、カーネクストのコールセンタースタッフは若いスタッフさんの割合がとても高いのですよ。
しかも、女性です。
若い女性は、車は苦手なのが普通ですから。
だから慣れないスタッフさんに出会うこともあるかもしれません。
「この要件をこのスタッフさんにはムリだろう」
という時はほかのスタッフさんと替わってもらうなどのお願いをしてみるのも手です。
そして、注意点最後に一つ。
これ、一番大きいです。
契約のキャンセルができません。
キャンセルが出ると、業者的にはレッカー車の予約など、業務にいろいろと差し支えてしまうんですね。
しかも、カーネクストとは、電話口頭で契約が成立できちゃうんです。
とても便利なのですが、これがちょっとクセもの。
つまり、後々になって「まだ契約してないと思った。キャンセルできないの?」なんてトラブルに発展してしまうのです。
もう一度言いますけれど、無理ですからね。
なので、カーネクストと契約する時は「カーネクストに決めた」とちゃんと確認してからです。
電話ごしに「お願いします」と伝えましょう。
大きい組織内をとことん効率よく回す、カーネクストならではの、“おいしさ”と“注意ポイント”でした。
カーネクストがおすすめな人
・手っ取り早く無難なサービスが受けたい人
・平日の昼間に時間を作りにくい人
・田舎に住んでいる人
↓カーネクストの無料査定はこちら
廃車ドットコム
メリット
事業規模と言う点において、カーネクストとはまさにツートップです。
それでいて、ここはかなりスリムな経営をしております。
提携業者がなんと全国に50社弱(2019年5月時点)。
そして、ネットによる営業色が強いのです。
人件費・事業費を効率よく削減しているので、ハイパフォーマンスにつながっているのでしょう。
ここも査定額には強いものがあります。
だけじゃないです。
「スタッフの対応がわかりやすい」「丁寧」「きめ細やか」などの口コミが殺到しております。
ここの社長さんは以前「数字がすべて」「儲けがすべて」だった、のですが、3.11をきっかけにガラリと変化します。
きっと、今の社長さんの広く優しい心が社内全体に良い雰囲気となって表れているのでしょう。
なお、廃車ドットコムで気をつけなければならないのはここです。
デメリット
必ずしも全国対応をしておりません。
非対応地域は沖縄県・山梨県・栃木県、および一部の離島など(2019年5月時点)。
廃車ドットコムがおすすめな人
・無難なサービスが受けたい人
・非対応地域以外に住んでいる人
・丁寧なサービスが受けたい人
↓廃車ドットコムをもっとくわしく知りたくなったらこちら
タウ
メリット
タウは事故車・水没車において国内でもトップクラスのシェアを誇ります。
なので、事故車・水没車を引き取ってもらうなら、ぜひ候補にいれたいところです。
また、ここは顧客満足度がメチャクチャ高いんです。
98%以上です。
ここで紹介する業者はみんな最低でも90%ぐらい。
カーネクストが95%以上。
なので、それらの中でも頭一つ抜け出ているんです。
なぜなのでしょう。
考えられる理由はこれ。
「社そのものが誠実である」
ここは廃車買取業界の老舗(しにせ)です。
96年創立。
今日本で活躍している業者のほとんどは2000年代からの車リサイクル制度の浸透以後の設立です。
つまり、タウは歴史として、その前も、その激変も、その後も知ってるんです。
長く生き残ってるんですね。
秘訣(ひけつ)はこの辺にありそうです。
慈善事業にはとても積極的なのですね。
昨年の豪雨被害でもたくさんの援助を行いました。
商売と公共の福祉というバランスがとても採れております。
いわゆる「持続可能」な経済サイクルが根付いているのでしょうね。
実際ここにも取材の電話を入れましたけれど、「丁寧さ」ではグンバツでしたね。
とことん腰の低い、そして、落ち着いて、わかりやすい、スタッフさんでした。
この社は確かに派手さはないのですが、堅実な雰囲気がにじみ出ています。
苦しい事故車や水没車の対応も、ここなら安心して任せたいです。
追記です。
ここの圧倒的強み。
コールセンターは年中無休、そして24時間対応です!
デメリット
契約キャンセルができません。
タウが向いている人
・事故車、水没車を引き取ってもらいたい人
・丁寧に対応してもらいたい人
・24時間365日、いつでも好きな時間に相談がしたい人
↓タウのことをもっとくわしく知りたくなったならこちら
タウって事故車買取で有名だけれどどんな会社?強みは?口コミ・評判は?
廃車ラボ
メリット
廃車ラボは田園調布に本店がある中規模業者さんです。
が、サービスのよさは事業規模の大きさと必ずしも比例しません。
そうなんです。
ここはいわゆる大手よりも「顧客一人に融通の利く対応」で推せます。
大企業は確かに便利です。
ソツがありませんし。
でも、こちとら客はみんな個性も事情もそれぞれですよね。
そこにきめ細かく対応してほしいのに、
「いや、うちはやってませんので」
「うちの決まりです」
を留守電レコーダーみたいに使いまわされても・・・。
たとえば、
「どうしてもこの日までにまとまったお金が要るし、もっと早くに振り込んで欲しい」
「ETCやCDデッキって、ネットオークションに出しゃ、結構な金になるじゃん!でも、車から解体するのは工具が足りない。なんとかなんないの!」
など、大手だとよくすげなくされたりします。
「いや、うちはやってませんので」
「うちの決まりです」
などと。
ところが、廃車ラボですと、こういう個別の要望に対してわりと柔軟性が見られます。
口コミでも評価してもらっております。
あと、廃車ラボで追記したいのはこちら。
店の雰囲気がかっちょいいです。
デメリット
他社より必ずしも良い査定、サービスを受けられるわけではありません。
いくら廃車ラボが大手より融通が利くと言っても、何でもかんでもではさすがにありません。
廃車ラボに向いている人
・大手とはまた違った査定を期待したい
・大手より融通の利いたサービスを期待したい
↓廃車ラボをもっとくわしく知りたいならこちら
廃車本舗
メリット
関西の特に阪神タイガース野球中継をよく見る人にCMを見せれば、まず「ああ、ここ!」という反応が返ってくるでしょう。
真弓明信元監督のある意味代名詞です。
廃車本舗のサービスの大きな特徴はこれです。
顧客一人に専任のサポーターが付きます。
何の業種のどの業者でも、コールセンターの担当者が電話をかけるたびに変わってしまうと、
「前言ったこと、また言わなけりゃなんないの」
などとうんざりすることはよくあります。
でも、専任担当が付いていてくれると、こういうめんどくささが大幅にシャッタアウトですね。
気心も知れ合いやすくなりますし。
デメリット
廃車本舗は水没車、炎上した車など、一部取り扱えない車があります。
また、日曜日の引き取りをしていません。
注意しましょう。
廃車本舗に向いている人
・日曜以外でも時間が作りやすい人
・一人の専任スタッフと安心して廃車手続きを進めたい人
・水没車や炎上車以外を廃車に出そうとしている人
↓廃車本舗について、もっとくわしく知りたくなったらこちら
ハイシャル
メリット
ハイシャルは2016年にできたばかり。
ただいま花丸急上昇中の業者です。
業務形態はカーネクストととてもよく似ております。
ただちがうところといえば、LINEでのやり取りが可能です。
「電話でやり取りする時間がない」
「メールのやりとりではスムーズさに欠ける」
と言う人にお勧めです。
デメリット
何度も言いますが、ハイシャルはカーネクストととてもよく似ております。
「キャンセルができない」と言うことをしっかり気に留めておいてください。
ハイシャルに向いてる人
・LINEでのやり取りを希望する人
・手っ取り早く無難なサービスを受けたい人
・田舎に住んでいる人
↓ハイシャルについてよりくわしく知りたいならこちら
ハイシャルのメリット・デメリットは?評判・口コミはいいの?悪いの?
廃車王
メリット
CMでおなじみの廃車王です。
ここは(株)NGPによる運営。
(株)NGPとは、経済産業大臣によって認可を受けた「NGP日本自動車リサイクル事業協同組合」の関連会社です。
そのためもあってでしょう。
「ここの営業は最悪だな」
などという口コミは滅多に見ません。
かわりに、
「親切・丁寧な対応だ」
と言うのがとても目立ちます。
また、LINE査定もやっております。
デメリット
他社に比べて必ずしも高い査定が得られるわけではありません。
廃車王が向いている人
・安心して査定を、あるいは、サービスを、受けたい人
・LINEで査定をお願いしたい人
・平日の昼間以外に相談したい人
↓廃車王についてよりくわしく知りたいならこちら。CMも見れます。
最後に
廃車買取は中古車買取と同じです。
1つの業者だけにしぼって取引すると損をしやすくなります。
できるだけ、複数。
3~4社ぐらいがほどよいです。