私がカーネクストを利用した時、
「廃車に必要なものはこれです」
と、電話越しのコールスタッフさんに読み上げられて、ひとつだけ「!」と固まったものがありました。
リサイクル券です。
車検証だの印鑑だのはそりゃ簡単に用意できますが、リサイクル券って何?(不覚者ですいません・・)
ふつうに私の記憶の中では“空白”になっておりました。
しかし、心配はいりません。
たいがいすぐ見つかりますし、かりに失くしていてもなんとかできるやり方があります。
今回はそのあたりと、リサイクル券の廃車業界における重要な意義を語ってまいります。
リサイクル券はどこにある?
車購入の時にいっしょについてきているはずです。
車検証といっしょに挟んでいる可能性が高いです。
「そんなもんあったっけ?」と思ったらまず確認しましょう。
リサイクル券が見つからない場合
やっぱり見つからない。
どうしよう・・
残念ながら、リサイクル券は再発行できません。
・・
しかし、だいじょうぶです。
まず、カーネクストに申し込むのなら、その旨をコールセンターに伝えれば十分。
後は、適宜に処理をしてくれます。
じゃあ、ほかの業者なら・・
問題ありません。
もちろんその業者によって対応は様々でしょう。
ただなんとなったら、↓この手順で簡単にカバーできてしまいます。
リサイクル券の代用の作り方
リサイクル券は簡単に代用が作れます。
作り方はこちらです。
① 車検証を手近にスタンバイ!
② ネットで「自動車リサイクルシステム」のホームページに行く
③ 下の方にある「自動車ユーザーの方」の欄を見る
④ その中から「あなたの車のリサイクル料金は?」の項をクリック
⑤ パソコンからアクセスの場合は「リサイクル料金検索」をクリック
スマホ・タブレットからアクセスの場合は、「スマートフォン・タブレットはこちらから」をクリック
※利用時間は7:00~24:00
⑥ 車検証を見ながら、必要事項をうめてゆく
※注意するのは「2」は上の「登録番号/車両番号」の方を記入していってください。
「3」は上の「リサイクル料金の預託状況」にチェックです。
記入事項に間違いのないのを確認して、「検索」をクリック。
で、次に「料金表示」をクリックです。
⑦ できたPDFファイルを印刷する
⑧ 完成です。プリントアウトされたファイルシートがあなたのリサイクル券の替わりです。
リサイクル券って何?
まさにそのまま、国内の自動車リサイクルを促進させるための券です。
自動車を購入する時に「込み」で買っています。
中古車であっても、です。
このお金は自動車リサイクルセンターから、リサイクル事業の一環にあてられております。
今、国内の自動者リサイクル事業が円滑に行くようになっているのは、みんなで払うリサイクル料金のおかげ、と言えます。
リサイクル券のA券・B券・C券・D券ってなに?
リサイクル券は発行時、4連つづりとなっております。
A券、B券、C券、D券と名前が付けられております。
ただし、手元にはA券、B券、C券の3つしかないはずです。
なぜなら、D券は発行した事業者が車を売った時から控えとして受け取っております。
ふつう、私たち車のユーザーの手元にはわたりません。
にしても、A券~D券って「それぞれに何の役割なのでしょうか」
こちらです。
●A券……「預託証明書」
今の車の所有者が「リサイクル料金をちゃんと支払っていますよ」ということを“公益財団法人自動車リサイクル促進センター”が証明する券。
●B券……「使用済自動車引取証明書」
車が廃棄になることが決定した時、引き取り業者が車の最後の所有者、たとえばカーネクストがお客さんに、ほかのつづりとちぎって渡してくれます。
つまり、レシートみたいなもの。
「業者に解体を依頼しましたよ」という証明書にもなります。
●C券……「資金管理料金受領証」
「車の所有者が資金管理料金(車の引き取り手が変わるごとに支払われます)を払いましたよ」ということを“公益財団法人自動車リサイクル促進センター”が示す「レシート」。
●D券……「料金通知書兼発行者控え」
リサイクル券を発行した業者が「リサイクル料金をユーザーに通知した」後に取っておく控え。
国内の自動車リサイクルの現状
悪化する自動車廃棄処理問題
戦後、自動車の使用人口は年々増える一方。
それにあわせて、自動車の廃棄処理の問題が深刻になってゆきます。
ちょうどそれを象徴するように、大きくクローズアップされたのが豊島(てしま)事件です。
豊島とは香川県小豆島東部にあるまさに“自然豊かな島”です。
しかし、昭和50年代からそこに業者が大規模な不法投棄や劣悪な処理を続け、地元に深刻な公害被害をもたらしました。
・その廃棄物の量は91万2373トン
・体積では61万6525立方メートル
・2017年3月までに費やされた公費が727億円
(数値はいずれもwikipedia『豊島(香川県)』より)。
水銀・ベンゼン・カドミウム・ダイオキシンなどおびただしい有毒物質が放置・発生。
そして、土壌汚染・水質汚染・人体への悪影響・農漁業への打撃。
大変な逆境にありながらも、地元を中心とした人々のねばり強い運動の甲斐あって事態は次第に収束へと向かってゆきます。
むかしは今よりも廃車の処理がいい加減な印象は私にも強いです。
2000年代初頭、私はある県境の山奥にドライブすると衝撃でした。
人知れず、放置自動車の墓場になっているのですね。
青青と生い茂る夏の密林に、静かなせせらぎの渓谷に、そんな純朴な光景のどこにもかしこにも手当たり次第に車車車……です。
捨て場所がなくなったのでしょうね……。
今、あの山はどうなったのでしょうか……。
自動車リサイクル法の施行
●車のリサイクル価格の高騰
●廃棄後のフロンやエアバッグのあつかい
●シュレッダーダスト(リサイクルできなかった部位ごみ)の埋め立て
などを解消すべくようやく政府は動き出します。
こうして施行されたのが2005年自動車リサイクル法。
「リサイクル券」という名目でリサイクル費用の一部を車の所有者が負担するようになり、今では国内のシュレッダーダストのほとんどがリサイクルされるように。
自動車全体のリサイクル率はなんと100%近くにも達しております。
廃車を高く買い取ってもらえること、便利なサービスを受けられることは、こういった環境問題、人々の施策・システムと密接に結びついています。
ボロボロの車のやり場にこまっているなら
カーネクストは「どんな車でも無料以上で引き取る」がモットーです。
10年近く車庫に眠っていたうちのですら本当に
☆手続きふくめて一切お金をはらわずに
☆ものすごくスムーズに
引き取ってもらえました。
おかげさまで、本当にすっきりしました。
お金も、場所も、ほかにもいろいろと。
ひとつ区切りがついたような感じです。
車と言うのは時間が経つごとに市場価値を失っていくのは事実です。
特に使い道に困っている車はその分、税金や場所などいろんなものがかさんできます。
それに比べて、ちゃんとした業者に引き取ってもらうと、無料で引き取ってもらえるどころか、いい売値がつく可能性もあります。
↓カーネクストの公式サイトはこちらです。無料査定もこちらにあります。
↓カーネクストについてほかにもいろいろ知りたい!ならこちら。
↓カーネクスト以外の業者も抜け目なくチェックしておきましょう。できれば、「相見積もり」が廃車で得するポイントです。
カーネクストを利用する際、リサイクル料金は基本的に無料です。
ただし、割合としてはかなり少ないですが、特別な事情によりリサイクル料金が発生してくる場合があります。
かなり年式の古い車の場合は注意してください。
↓記事はこちらです。